大妻同窓会宮城では、会員の黒沢光代さんより避難者の皆様に「ソーイングセット」を送ったらとの提案で、有志が集まり写真の「ソーイングセット」を作成。
被災者の同窓生にお送りしたところ、被災地の同窓生の方から<私同様、家を失ったお友達にお分けしておりますが、皆さん涙を流さんばかりに喜んで下さり「知らない方からこんなに親切にしていただいて本当に有難い。裁縫セットは必要なのに、なかなか用意ができないものなので、良かった」と感激してくださいます。>と、お便りをいただいたそうです。
さらに大妻同窓会宮城では、会報臨時号を発行し「ソーイングセット作成会」の呼びかけを行い、出来上がった「ソーイングセット」を被災地の同窓生へ送る活動をされています。
活動のきっかけを作った黒沢光代さんは、「大妻中学の時、ぶきっちょな私は家庭科の白倉先生に職員室まで呼ばれ指導を受けました。そんな私でも縫えるソーイングセットを作って、被災者の方に喜んでいただけるのは大妻卒ならでは…です。いろいろアイデアを出し考えて創作したソーイングセットを贈るのも支援では、そしてこれも大妻精神ではないでしょうか。」と。
一般財団法人大妻コタカ記念会では、こうした大妻同窓会宮城の活動に共感し少しでも参加できれば・・・との思いで、理事それぞれができる範囲に協力しあいソーイングセットをいくつか作成し、大妻同窓会宮城にお届けすることにいたしました。
箱は千代紙を貼って作成し、ピンクッションもそれぞれ工夫を凝らしました。ハサミケースも作成し、メジャーはマカロン型に創作しました。