月別アーカイブ: 12月 2011

ご覧下さい 「写真で見る狭山台校の歴史」

狭山台校が昭和42年(1967年)に開学してからまもなく45年になります。そして平成27年(2015年)には、大学の新校舎完成とともに閉学になる予定です。

家政学部だけだった大妻女子大学に文学部が誕生し、それにあわせて開学した狭山台校は、今日の大妻女子大学の発展の礎となるものです。

学寮の思い出、スクールバス、緑豊かなグラウンド等々、多くの卒業生の胸には熱き青春の思い出がぎっしり詰まった狭山台校であると思います。

このような背景のもと、10月の大妻女子大学狭山台校の文化祭への出展依頼に、大妻コタカ記念会は狭山台校の歴史をまとめることでお応えし、テーマを「写真で見る狭山台校の歴史」とすることにしました。

 

 

まとめるにあたり、大妻学院、多くの卒業生の方々、近隣の方々からたくさんの資料や写真を提供いただき、また入間市博物館からも貴重な資料を拝借し、現在に至るまでをたどることができました。

 

 

 

文化祭終了後、大妻学院のお取り計らいで、千代田校、多摩校でも展示させていただくことになりました。当初は12月22日までの予定でしたが、来年1月20日(金)まで延長して展示をさせていただくことになりましたので、まだご覧になっていない方は是非足をお運びください。

 

展示の様子

 

 

 

 

地鎮祭 

昭和41年(1966年)10月14日

 

 

 

 

 

 

開学

昭和42年(1967年)

 

 

 

大妻学院のホームページにも取り上げていただいています(2011年11月30日)ので、そちらもあわせてご覧ください。       

 (2011年12月19日記)

                         

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文学美術研修 講談師がご案内~大江戸物語

前日の雨がすっかり上がって、素晴らしい青空になった12月4日(日)、恒例の文学美術研修に出かけました。

今年は「講談師がご案内~大江戸物語」と題して、初冬の江戸巡りを企画しました。例年より人数は少なめでしたが、集合場所においでになった皆さんのお顔にはワクワク感があふれていました。ちょっとした修学旅行気分?集合状況もよく、予定より早めに出発です。

ご案内いただく講談師の方は一龍齋貞心さん。テレビにも出ていらっしゃるベテランの講談師さんです。

 

出発から程なく最初の見学地である皇居東御苑へ。日曜日の朝とあってジョギングをする人が多くみられる中、北桔橋門(きたはねばしもん)から中へ入って、まず目に入るのは天守台の石垣。戦火で焼けた石はひび割れていることなど、見過ごしてしまうようなことも細かく説明してくださいます。石垣の石の組み方や、立っているところは大奥があったところですよ、などお話にどんどん吸い込まれていきます。

 

向かいに見える桃華楽堂の説明では、十干十二支や還暦、喜寿米寿などの話や江戸の時間の刻み方にまで話が広がり、日本人のもつ豊かな感性について一同納得。桃華楽堂の上のお雛様は教えていただかないとわかりませんでした!

 

 

 

 

 

次に松の大廊下跡へ。詳しい歴史的な考察に耳を傾け、江戸の時代にタイムスリップしたようです。

三の丸尚蔵館では「幻の室内装飾」の素晴らしい展示を見て大手門からバスへ。

次は高輪泉岳寺。ご存じのように忠臣蔵の四十七士のお墓が並び、ここでも浪士それぞれの説明を聞きました。

そしてお昼御飯。おいしい食事をいただきながら、皆さんとのおしゃべりも楽しいひとときです。

 

 

 

 

 

午後は予定に入っていなかったのですが、富岡八幡宮へ。歴代の横綱の名前が刻まれた大きな石碑は一見の価値ありでした。境内は骨董市が開催されており賑わっており、ゆっくり覗いてみたい気持ちをおさえて、次は深川江戸資料館へ。

江戸の町屋を再現しており、中の樹木も春には桜が咲き、冬には葉が落ちるというように季節に合わせて入れ替えが細かくされていると説明を受け入館。

入ると屋根の上の猫が頭をもたげてニャ~と挨拶。八百屋さんなどのお店、船宿、長屋、火の見やぐらなどが実物大で再現され、中に入って上がることもできます。ここでも講談師さんの説明がたっぷり。

江戸の町は人口の割に今の警察官に当たる人がとても少なかった訳は?長屋の賃料はとても安かった?、大家さんの役割とは?、なぜ寿司一貫は2つになったのか?、”親ばかちゃんりん蕎麦屋の風鈴”の由来は?等など、次々出てくる博識ぶりに感心しきりでした。とても楽しい場所でした。

最後は本所松坂町の吉良邸跡から回向院へ。広大な吉良邸を実感しました。回向院の見事なイチョウの黄葉が印象的でした。

一龍齋貞心さんの広くて深いお話を聞き、江戸の歴史、文化、そして江戸の人たちの生活に思いを馳せ、知識が増したように感じた一日でした。歩数計を持っていた方のカウントは12,000歩を超えていました。よく歩きました!お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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