厳しい暑さの続く毎日ですが、八月も終盤になり、この暑さももうしばらくかと、秋風への期待が段々に増してくるようになりました。
8月28日(火)午前に、大妻コタカ先生の出生の地である広島県世羅町の山口寛昭町長ほか副町長、世羅町企画課長、広島県東京事務所次長の4人の方が、大妻学院においでになり、会長の井上が同席させていただきました。
理事長室では、町長から「大妻コタカ先生の生涯のドラマ化」を関係方面にお願いし、コタカ先生を多くの方に知ってもらいたい、という話が出され理事長も賛同のお考えを示されました。
(理事長室にて 中央が山口町長)
その後、皆様は大妻女子大学博物館を訪れ、コタカ先生の居室やコタカ先生ゆかりの展示物を、真家教授の説明を聞きながら熱心にご覧になりました。
世羅町は合併して8年になるそうですが、名誉町民である大妻コタカ先生については、今も世羅町の学校で語り継がれている、というお話も伺いました。
コタカ先生の生家の周辺については、このブログでもお伝えしていますが(2012年4月)、世羅町の豊かな自然は多くの農産物や果物を生み、とりわけ葡萄から作られる世羅ワインは地元の誇るものになっています。(大妻女子大学ホームページ参照)
短い時間ではありましたが、世羅町とのご縁をより強く感じたひとときでした。
(2012年8月29日記)