紅葉の集い開催

11月18日(日)、コタカ記念会の秋の恒例行事である「紅葉の集い」が開催されました。

「紅葉の集い」は観劇の会として毎年行っておりますが、今年は四代目を襲名した市川猿之助が出演する明治座「花形歌舞伎」です。

明治座周辺の木々の葉は黄色に染まり、美しい光景を作り上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼の部の演目は、「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」と「蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」。

「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」は、三代猿之助(現猿翁)四十八撰の内の一つで、しばしば上演される二幕目の「土佐将監閑居の場」に加えて、序幕の「近江国高嶋館の場・館外竹藪の場」も併せて演じられ、全体像が分かりやすい演出になっており、歌舞伎らしい見ごたえのあるものでした。

「蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)」は、猿之助扮する蜘蛛の精が鮮やかに、しかも素早く六変化するという、華麗な躍動感に満ちた内容で大いに楽しむことができました。

晩秋の一日の「紅葉の集い」は、皆様に喜んでいただき幕を閉じました。おいでいただいた皆様、ありがとうございました。             (2012年11月19日記)

 

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