6月16日〈日)今年の「青葉の集い」が開催されました。
朝方の雨も会が始まる頃には上がり、会場のホテルオークラ東京には、ご来賓の方々をはじめ会員の皆様約140名の方々にお集まりいただきました。
会場入り口には、この日をはさんで3日間にわたり、新聞に掲載された大妻の広告が貼り出され、20歳の若きコタカ先生の洋装の姿(和洋での卒業作品として制作されたコタカ先生ご自慢のドレス姿)に見入っている方が多くいらっしゃいました。
初めの会員による総会では、議事が滞りなく進み、いよいよ来賓の方々をお迎えしての青葉の集いです。
先ず、ピアニスト甲斐万喜子さんによるサロン形式でのピアノ演奏。グリーグのノクターンから始まり、一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲十数曲が奏でられ、会場の皆さんにとって心癒される時間になったのではないかと思っています。
パーティーは会長井上の挨拶から始まりました。今からちょうど60年前の昭和28年に行われた創立45周年記念として、新たに制定された校歌と制服についてを語り、その後の60年の大妻学院の発展を、卒業生として誇りに思うこと、今後も学院との連携を深めていきたいことが述べられました。
続いての来賓ご祝辞では、大妻学院の花村邦昭理事長から、新聞の一面広告を出すに至った経緯や、4月の合併により、大きな規模の学校になったことのお話がありました。また、大妻女子大学・同短期大学部の荻上紘一学長からは、学長になってこの一年に「大妻の卒業です」と声をかけられることが多かったこと、国際センターを設立して大学のグローバル化を目指していることなどのお話を頂戴いたしました。
そして、中里トシ子記念会名誉会員による乾杯で会食に移りました。
途中、 ホテルの総料理長から、本日のメニューと食材についての詳しい説明があり、お料理を一層おいしくいただきました。
大妻地方同窓会は現在14の地方で活動をしていますが、この青葉の集いにはその代表者の方々がご出席になっています。その方をご紹介した後、今年創立40周年を迎え、5月に記念会主催の40周年記念講演会を行った同窓会千葉の代表である四宮光枝さんに、その活動の様子についてをお話していただきました。
最後は恒例の校歌斉唱。
先ほど会長のあいさつでも触れた旧校歌は、先ごろ大妻高等学校のコーラス部の生徒さんに歌っていただきCDに収めたものを、皆さんに聴いていただきました。
皆様と和やかに過ごした時間は瞬く間に過ぎ、今年の青葉の集いも幕となりました。
おいでいた皆様ありがとうございました。また来年もお目にかかれることを楽しみにしております。