東日本大震災から2年が経ち、傷心をいやすにはまだまだ時(とき)が必要です。
大妻同窓会宮城では「あきらめないこと。どんな状況下でも自分の出来ることを探すこと。乗り越えられないことも確かにあるが、自分ひとりではない。人の輪を信じること」と『公立志津川病院 若き内科医の3.11』の著者である菅野武先生のことばを引用し、同窓生に大妻の絆を!と呼びかけ、同窓会活動をなさっています。
6月30日には、輪王寺と仙台市の北山一体の点在する伊達家ゆかりの5刹を巡る市内散策会が開催されました。
伊達政宗公夫人の愛姫と三男竹松丸のお墓のある「輪王寺」では、三重の塔の見える庭園に菖蒲が咲き、日本画の中に飛び込んだようでした。
回遊式の池では、鯉が間近に見え、栄養満点の鯉が水面から跳ねポチャリと大きな音をたて、「○○さんが池に落ちちゃったかと思ったわ・・・」と笑い声が響きました。
別名あじさい寺といわれる「資福寺」では、あじさいの咲く時期だけ呈茶があり一息。
「東昌寺」では、樹齢500年を超える天然記念物『マルミガヤ』という大きなカヤの木があり、通常のカヤの実は楕円形ですが、この木は丸い実をつけるのが特徴で、そのためにマルミガヤと呼ばれるとか・・。
朝まで降った雨で木々や苔の緑が鮮やかでした。新鮮な空気を吸い、楽しく笑いながらの散策を楽しみました。