5月15日(木)大妻同窓会長野の総会が、下諏訪で開かれました。
広い長野のこと、各方面から一年ぶりの再会を楽しみにして皆さんがお集まりになりました。久しぶりに参加された方や初めての方もいらっしゃいましたが、すぐに皆さんとの和やかな会話がはずみ、近況報告でお互いの様子を知り合うことで、さらに親しみが増していくようでした。
年に一度ではありますが、こうして卒業生同士が同じ時間を共有し、いろいろな人から元気をもらい、また明日からの活力にしていく、そんな目には見えない強い力とつながりをこの会で感じることができました。
ここ下諏訪の地は旧甲州街道と旧中山道が合流する地で、街道沿いには旧本陣や旅籠、古い町並みの残る素敵な場所です。
本日の会場となった「聴泉閣 かめや」も旧本陣として、由緒ある建物で、特に皇女和宮が江戸へのご降嫁の途中に宿泊した上段の間が現存しています(写真左)。その際に和宮に供された一汁四菜の食事を再現したものが写真中央です。写真右のように、外には桃山時代に築庭された美しいお庭が広がって素晴らしい眺めでした。
明治以降にも島崎藤村や芥川龍之介、与謝野晶子などの文人歌人も宿泊していたそうです。
諏訪大社下社秋宮も程近く、国の重要文化財である300年以上も前の立派な建築物(この写真は幣拝殿)が緑に映えて、厳かな気持ちがわいてきました。
四方は御柱が取り囲んでいます。7年ごとの御柱祭も2年後に行われるそうです。