6月8日(日) 大妻コタカ記念会主催の平成26年度「青葉の集い」がホテルオークラで開かれました。
今年は大妻コタカ記念会が昭和49年に財団法人となって以来40年目となる年で、その祝意を込めた会でもありました。
あいにくの雨模様でしたが、ご来賓の皆様、会員の皆様に多数ご出席いただき盛会となり、嬉しいことでした。
第一部の記念会の総会は滞りなく終了し、第二部のパーティーでは、はじめに古今亭菊之丞師匠による落語、そして会食に移りました。
古今亭菊之丞師匠は古典落語のホープとして、今とても注目の噺家さんです。この日は「親子酒」と「天狗裁き」の2席を演じていただき、その巧みな話術に皆様引き込まれ聴き惚れました。
普段はなかなか生で落語を聴く機会はありませんが、こうして間近で伺うと表情や息遣いが伝わり、大変な迫力が伝わってきて、とても楽しい、至福の時間を持つことができました。
次のパーティーでは、記念会会長挨拶の後、ご来賓の大妻学院理事長の花村邦昭先生、大妻女子大学学長の荻上紘一先生からお言葉を賜りました。
会長から、本日40周年を迎えられた感謝の言葉を述べ、花村理事長からは、昭和34年に講堂が火災に遭い、その後の再建にあたり大妻コタカ先生が採られた賢明な措置についてのお話や今年の大妻コタカ先生生誕130年祭にちなむお話をいただきました。また、荻上学長からは、「大学にとって卒業生は大事な存在である」というお言葉を頂戴いたしました。
続いて名誉会員の帯川様の乾杯の音頭で会食となりました。
ホテルの料理長からメニューの説明をしていただき、おいしいお料理を楽しみました。
懐かしい恩師の先生と談笑する姿もあちこちで見られ、青葉の集いならではのこの光景は、和やかで優しい雰囲気に感じられました。
今年は学祖大妻コタカ先生の生誕130年にあたり、生誕の地広島県世羅町では6月21日に「大妻コタカ先生生誕130年祭」が開催されます。それにちなみ、広島世羅の同窓会代表である伊藤妙子様から、コタカ先生の思い出をお話していただきました。
コタカ先生が出版された本にまつわるお話や、コタカ先生がとてもほめ上手であったことをご自身の体験からお話していただいて、皆様のコタカ像がさらに膨らんだ気がしました。
デザートは、設立40周年記念として、とてもかわいらしく出来上がっていて、記念会会員の喜びを表すにふさわしいものでした。
最後に一同で、声高らかに新旧の校歌を斉唱して幕を閉じました。
ご出席いただきましたたくさんの皆様ありがとうございました。また来年の青葉の集いでお会いできますことを楽しみにしております。