9月23日(火、祝)、昨年に続き今年も長野の大妻神社を訪れました。
今年は、大妻コタカ先生の生誕130年記念顕彰事業として、大妻学院が「大妻コタカ先生の足跡を尋ねる旅」を企画し、広島からは大妻コタカ顕彰会の方々12名、大妻同窓会長野からも8名の方が参加され、総勢30名を超える大勢で大妻家ゆかりの地を巡りました。
上の右は、初めの野々宮神社で、この地「大妻」についての説明をする大妻女子大学博物館の真家教授。
この野々宮神社にはコタカ先生ゆかりの額があります。
次に大妻神社へ。社は昭和38年に再建されその落成を記念して、コタカ先生が揮毫された額が掲げられています。
拝殿改築を記念して、昭和39年に大妻コタカ先生が杉をお手植えされた写真が先ごろ見つかり、その標識がこのたび宮司さんによって立てられました。
植樹から50年経ち、小さかった苗木はすっくと空に向かって伸びています。
コタカ先生は、大妻家の先祖が祀られた大妻神社を大切にされ、年に一度は訪れていらっしゃいました。自ら植えられた小さかった杉が、枝葉を広げ大きく伸びたことにさぞお喜びのことであろうと思いました。
その後は。大妻家の館跡を示す石碑を見学に。
周囲は黄金色の稲穂が収穫の時を待って輝いています。
昭和12年に建立されたこの石碑には、この一帯が東西八十間、南北九十間にわたって大妻家の館があったこと、この大妻の地は勤皇に輝く土地であることが記されています。
お昼におそばをいただき、午後は再び大妻神社の例大祭へ。
舞が奉納され、山車が引き回されてお祭りも最高潮。
こうして、足跡を尋ねる旅は終了しました。