大妻コタカ先生生誕130年記念顕彰事業として、大妻学院企画の第2弾、「学祖故郷の旅」と題するコタカ先生生家訪問が11月1日(土)に行われました。
東京から出向いた学院関係、卒業生たちの19名は、同窓会広島世羅の方々と大妻コタカ先生顕彰会の方々10名のお出迎えを受けました。
早速大妻コタカ先生生誕130年記念植樹(百日紅・さるすべり)が行われました。
この百日紅は50年前にコタカ先生が蒔かれた種から育てた木であるとか。
植樹の後は皆さんが楽しみにしていた「ごもくめし」でのお食事。昨年、ミシュランガイドに掲載されたこの「ごもくめし」で供される味は、評価に違わず季節感にあふれた優しい味で満足感いっぱいでした。
私は何度かここを訪れていますが、その都度、18歳の若き乙女が明治の時代に、山深いこの地から上京することの大変さを思い、コタカ先生のもっともっと勉強したいという志の高さ、意志の強さを感じています。
この世羅で温かいまなざしのコタカ先生の像にお会いして、あらためてその教えを継承していく大切さを感じました。
駆け足ではありましたが、実り多い秋の世羅を楽しんだ一日でした。