2月6日(金)、7日(土)に大妻女子大学狭山台寮サヨナラ見学会が、大妻コタカ記念会主催で開催されました。
大妻女子大学狭山台校が、平成27年3月をもって閉校となることに伴い、48年間にわたりこの学寮で過ごしたたくさんの人たちに、青春のひと時を今一度よみがえらせ、たくさんの思い出を胸に刻んでおいていただけるようにという思いで開かれたものです。
遠く北海道や福岡から、そして第1期の寮生だった方から現役の大学生まで年代も幅広く、両日合わせて200名近くの方々が見学においでになり、自分たちの過ごした寮内のあちこちをゆっくりと回りご覧になりました。
この見学会で思いがけず友と再会する場面があったり、久しぶりに寮監長さんにお会いしてお話をしたり、おいでになった皆さん誰もが寮で過ごした日にタイムスリップしているかに思えました。
また、ラウンジでは、昨秋の文化祭のスライドショーの映像を流し、狭山台校の開校時からの変遷をご覧いただきました。
「どこの場所も思い出のぎゅっと詰まった場所で、懐かしいです」
「古い建物ではあっても、とても綺麗に使われてきたことがよくわかりました」
「卒業後はなかなか会う機会の無かった人たちと、この見学会のお陰で集まることができ嬉しいです」
「地方のたくさんのお友達ができ、その土地のことをいろいろ教えてもらいました。全国にいるお友達は私の宝物です」
「私は文学部でしたが、家政学部の人と同室になり、編み物を教えてもらいました」
「門限に遅れて叱られたこともなつかしい思い出です」
「それまで洗濯もしたことがなく、洗剤を入れることも知らず、洗濯機を回してちっともきれいにならずやり直しをしたことも、今では笑い話です」
などなど、皆さんからいろいろなお話を伺いました。
寝食を共にした友との思い出、お茶会をしたり、おしゃべりをしたりしたたくさんの思い出を胸に、皆さん帰宅の途に就かれました。
この見学会を実施するにあたり、狭山台校事務室および関係の皆様、寮監長さんを始め寮のスタッフの皆様には大変お世話になり有難うございました。厚く御礼申し上げます。
右:毎日おいしい食事をいただいた食堂
左:二段ベッド 自分だけのスペース
右:広い浴室 でも混雑してました
左:自習室に置かれた足踏みミシン
右:別の自習室にはパソコンが