月別アーカイブ: 10月 2015

大妻同窓会東京 設立10周年記念の集い

大妻同窓会東京は今年、設立10周年を迎え、1025日(日)総会に合わせ記念の集いが大妻女子大学のコタカフェにて開催されました。

会は山田代表の挨拶から始まり、ご来賓としておいでになった花村理事長に続き、記念会から井上がご挨拶をし、乾杯ののちお食事をいただきました。

 

 

 

 

東京は「東京」という地の利を生かして、この10年間に様々な活動をされてきましたが、その様子を映像で振り返りました。

美術館でランチをしたり、高砂部屋の見学をしたり、できたばかりのスカイツリーに行ったり、日本の伝統芸能に触れてみたり

時には皆さんで合唱をしたり、カリグラフィーの講習会をしたり…。

運営委員の方々がバラエティーに富んだ企画を立てられ、今日まで続けてこられたことにより、10年間の活動が確かな実績として会員の皆様の共有財産となっていることを確信いたしました。

 

 

 

 

 

設立当初から尽力されている方も多くおられ、10年の節目を迎えられたことに感慨もひとしおであろうと思われました。

そして、次の10年に向けても、大妻コタカ記念会とともに手を携え、着実に歩んで行かれることを願いました。

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大妻祭(大妻女子大学千代田キャンパス)に参加

1017日(土)、18日(日)に行われた大妻祭(大妻女子大学千代田キャンパス)に、今年も大妻コタカ記念会が参加しました。

今年の大妻祭のテーマは「Twinkling Flowers」

学生の異なる個性を花に見立て、すてきな花を咲かせよう、という思いが込められています。

コタカ記念会でも、生涯学習講習会の受講生の皆さんの個性あふれる作品の数々を皆様に見ていただきました。

季節を切り取って、吟味された言葉で表現された俳句。

彩り豊かに、華やかで素敵なフラワーアレンジメント。

思わず口に入れたくなるような羊毛フェルトでできたパンやスイーツ。

百人一首を題材に、選んだ一首をきれいな料紙にしたためた仮名書道。

そして、着付けの成果を人体で披露。

 壁面には記念会の活動や地方同窓会の活動の様子、大妻コタカ先生の生涯を展示し、ご覧いただきました。

また、スクリーンでは大妻コタカ先生の足跡や社会的活動の数々の紹介、そして生涯学習講習会の様子も紹介しました。

ご来場いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

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函館大妻高校代表生徒 大妻学院を訪問

1016日(金)今年も北海道の函館大妻高校の各科の代表生徒5名と先生2名が、大妻学院に来られ、学院の方と一緒に記念会から私もお会いしお話をしました。

毎年、修学旅行の最終日に、忙しい行程の合間を縫っての訪問で、大妻学院と函館大妻高校との繋がりを、より一層強く大切に感じるひとときです。

ひと時話をした後、コタカフェや大妻講堂の見学をし、博物館で説明を受け、皆さんは他の生徒の待つ原宿に向かわれました。

 

 

 

函館大妻高校の創立者である外山ハツ先生は、大正7年「上京して勉強したい。それも将来、娘さんたちが職業的に独立して社会と家庭に奉仕ができるように指導し養成したい」という強い思いを抱き26歳の時に上京。

そして、『東京にはいろいろな学校があるから、その学校を一校一校回って、自分の理想に合う学校、しかも教育よりも人柄を重視して学校選びをしたが、コタカの姿を一目見ると同時に、もう何校も回る必要はない、私の師とたのむ方はこの先生であると決心した』と大妻学院八十年史に書かれています。

大妻では足かけ6年学び、優れた成績を収め卒業。大正13年にコタカ先生から「大妻」の名を冠することを許され、唯一の姉妹校として「函館大妻技芸学校」の創立に至りました。

この日お会いした5人の高校生はそれぞれに夢を抱き、自分の進路を見据えていることを知り、社会に奉仕できる女性の育成を目指された外山先生の精神が、創立後92年になる今日にしっかりと受け継がれていることを思いました。

 

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文化講演会「今から備える介護と相続」 (於 仙台)

1011日(日)大妻コタカ記念会主催、大妻同窓会宮城の協力により、文化講演会が開催されました。

会場は仙台駅近くのAER28階、仙台市男女参画推進センター研修室で、講師に佐藤龍子先生(NPO法人PREMO理事長)をお迎えし、「今から備える介護と相続」というテーマでお話しいただきました。

 

 

第一部は「認知症を理解してその時に備える」

超高齢化社会を突き進む日本にとって、この認知症は深刻な問題となっており、誰にでも起こりうる脳の病気で、85歳以上では4人に1人にその症状があるといわれています。

認知症の人が不安に陥って、周りの人との関係が損なわれてしまったり、家族が疲れて共倒れになってしまわないために、誰もが正しい知識を持って認知症の人や家族を支える手立てを知れば、穏やかに「尊厳ある暮らし」をしていくことができる、ということから講演が始まりました。

認知症とは?、認知症の症状、認知症の診断・治療、認知症発症のリスクを少なくするには?、認知症の人と接するときの心がまえ、認知症の人への対応、などを具体的な例を交え、分かりやすく教えていただきました。

認知症は病気であること、早期の発見・受診・治療が大切、認知症を隠さず周りの手助けも大事、そして、認知症の人への対応は“驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない”の「3ない」を心がけること等のポイントは、とても重要なことと心に残りました。

第二部は「家族のために相続に備える~想いを引き継ぐために~」

相続は人が亡くなった時から始まるのですが、残された家族みんなが幸せに「争族」にならないように、準備が必要であること、

そのためには、①持っている資産の確認 ②納税資金の確保 ③遺産分割のためにしておくこと の準備をすること、

そして、その注意点について、いくつかのケースで教えていただきました。

最後に、一番大切なことは「遺産として残す想いを記し伝えること 相続人はその想いごと財産を引き継ぐこと」、

そして「相続」を「想族」としていくことで締めくくられました。

一部、二部共に関心の高いテーマで、会場の皆様は熱心に耳を傾け、メモを取っていらっしゃいました。

今日教えていただいたことを、介護をする側もされる側も、また遺産を遺す側も受ける側も、どちらになっても生かせるように、今後への「備え」としたいと切に思いました。

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