秋も深まった11月1日(日)、大妻同窓会福島の総会が、会津若松の鶴ヶ城にほど近い鶴ケ岡茶寮で開催されました。
お集まりの皆さんは、一年ぶりの再会に笑顔いっぱい。
晩秋の会津のしっとりと落ち着いたたたずまいを感じます。
素晴らしい器に盛られた会津の郷土料理の数々は、どれも上品な味付けがなされ、目も舌も大いに堪能させるものでした。
広い福島、遠くいわき市からの初参加の方もあり、寮で過ごした思い出や学校生活の出来事に花が咲き、大盛り上がりで時のたつのも忘れるほど。
寮に入るのに米穀通帳が必要だったこと、沖縄からの人はパスポートが必要だったこと、などの話には、どうして?という疑問も出るなど、今では想像もできない時代に学生時代を送られた方々のお話は貴重なものでした。
次に、今日のもう一つのイベント「絵ろうそくの絵付けに挑戦」
お食事場所近くの、江戸中期の創業である小澤ろうそく店へ。
明治初期の建築物である店構えで、伝統ある会津絵ろうそくの製造をする、今では数少なくなった一店です。
江戸の昔から作られてきた和ろうそくは、木からとった蝋、楮(こうぞ)の和紙とイグサで作る芯から成り、手作り職人の技により美しい絵付けがほどこされ、素晴らしいろうそくに仕上がります。
その絵付けをするのですが、絵心のない私は悪戦苦闘をしながらも、オンリーワンの絵ろうそくができました。
皆さんとおしゃべりしながらの時間はとても楽しく、こうした珍しい体験ができたことを皆さんとても喜んでいらっしゃいました。
企画いただいた同窓会福島の役員の皆さん、ありがとうございました。