大妻同窓会福島の総会が10月30日(日)、会津若松市の「割烹 田季野」で開催されました。
このお店は鎌倉時代の会津西街道(下野街道)の絲澤旧陣屋(いとざわきゅうじんや)の旧家を移築したもので、今から200年近く前の組まれた太い柱ががっしりと支えています。
すぐ近くには若松城の大手門の一つで、武家町と町人町の境をなす甲賀町口門の石垣が今に残り、歴史ある会津の面影がしのばれます。
一年ぶりに福島県内から集まってこられた会員の皆様により、第一部の総会は滞りなく進行し、第二部へ。この日は「会津こと葉の会」の方に会津民話を語っていただきました。
演目は「話千両」と「ワラ三束と塩一升の運」。
土地の言葉で巧みに話してくださる女性の方の語り口は心地よく、所々わかりにくい言葉があるものの話の内容は面白く、優しく教え諭す含蓄に富んだものでした。
そして第三部の懇親会へ。
会津の郷土料理に舌鼓を打ち、近況を語り合いお互いの会話もはずみました。
皆さんの学生時代の話で盛り上がり、和やかに今年の総会も幕を閉じました。
来年は設立10周年となります。