5月15日(月)、大妻同窓会長野の総会が開催されました。設立20周年を迎えた記念すべき今年の総会は、善光寺にほど近く、1890年(明治23年)創業の由緒ある犀北館ホテルを会場に行われました。
20周年の総会のメインは大妻学院理事長である花村邦昭先生の講演会。
大学の現況から講演が始まり、現在大学が準備を進めている新学部や、新たな取り組みについてご説明いただきました。
そして、大妻教育の原点である大妻コタカ先生の教えについてお話されました。
・誰かがやらなければならないことは、自ら進んでやろうという気持ち、わからないことはそこから勉強していけばよい、という姿勢。
・生かされている自分の命。人様の役に立つように、人様に喜んでいただけるようにという考え。
・始めから大きな目標を立てることはない、小さい目標から一つずつこなしていくことで大きな目標にたどり着くという励まし方。
などなど、巧みなお話に引き込まれ、コタカ先生を知る方も知らない方も、皆さんの心の中に新たなコタカ像が描かれたのではないでしょうか。
浅草寺の女性初の信徒代表を務められたコタカ先生の観音信仰から、花村先生ご自身の観音様に救われたいくつかの体験にまで話は及び、講演はあっという間に終わりの時間となりました。
20周年を祝うにふさわしい華やかなおいしいお食事をいただき、午後の懇親会では皆さんから学生時代の話や近況などを伺うことができ、和やかな雰囲気で今年の総会は幕を閉じました。
この日の総会を機に、役員は2年間務められた児玉さんを代表とする方々から、次の伊那地方の遠山さんを代表とする方々にバトンタッチされました。
同窓会長野の会員の皆さんの結びつきが一層強くなっていくことを確信して長野を後にしました。