4月4日から大妻女子大学博物館で、常設展「大妻コタカと大妻教育」の展示が始まっています。
これまでの展示に加えて、今回新たに三角襟のセーラー服(復刻版)が展示されています。
昭和4年(1929年)に、それまでの和服の制服を一新して、コタカ先生が大妻の校章である糸巻をデザインして制定した、当時としては斬新な制服でした。
展示されている三角襟の制服は、昭和初期から大妻の制服を手掛けてくださっている(株)パリスさんが、戦争で型紙を失っていたにもかかわらず、あちこちの資料から試行錯誤の末に復刻して寄贈してくださったのです。
今回の展示では冬服だけですが、秋には大妻学院110周年記念展示の際に夏服も合わせて2着が展示される予定です。
どうぞご覧になってください。
2018年4月4日(水)から、今年度の展示が始まりました。テーマは、常設展『大妻コタカと大妻教育』ですが、今回は、新展示を加えました。それは、「三角襟のセーラー服(冬服)」です。この制服は、今でも大妻学院の制服を制作している株式会社パリスさんから寄贈していただいたものです。パリスさんは、1926年に創業されており、創業当時から大妻学院の制服を制作しています。しかし、第二次世界大戦中の空襲により、三角襟の型紙も焼失してしまったそうで、今回、試行錯誤の結果、復元していただきました。実は、冬服と夏服の2着を制作していただきましたが、今回は冬服のみ展示し、秋に行われる予定の大妻学院創立110周年記念展示で2着を展示する予定です。(楢崎)