6月9日(日)、広島県世羅町の大妻コタカ先生生家において、大妻コタカ記念会主催「第26回風そよぐコンサート」が開催されました。
今回は“春風に乗って湖面を渡るウクレレの調べ”と題して、ウクレレとピアノの演奏会で、演奏は寺本隆氏(ウクレレ)と寺本采可氏(ピアノ)のご夫妻。
会の始まる前には申し込まれた方に、「ごもくめし」特製のお弁当が用意されました。プラスされた”そうめん”が皆さんに大好評。
ウクレレと言えばハワイアンと単純思考であった私ですが、何と発祥はポルトガルでブラギーニャと呼ばれていた楽器がハワイに渡りウクレレと呼ばれるようになったとか。
ウクレレの演奏は、クラシックやロック、演歌などジャンルを問わず、優しい音色を醸し出すそうで、この日は「ダニーボーイ(ロンドンデリーの唄)」、「北国の春」、「アヴェ・マリア」、「涙そうそう」、「愛燦燦」などの様々なジャンルの曲をピアノ伴奏を入れながら演奏してくださいました。そして、もちろんハワイアンも。
会場にはこの日がお誕生日の方がおいでになり、ウクレレの伴奏で「ハッピーバースデー」を皆さんで合唱したり、和やかな雰囲気でコンサートは進んでいきました。
毎回欠かさず来てくださる方があったり、遠くから楽しみにおいでいただいたり、長く続いてきたこのコンサートのあたたかな雰囲気を感じ取ることができました。
生家の座敷の他に、庭に用意された席にもたくさんの方が座って、湖からわたる心地よい風を受けながら演奏に聞き入っていらっしゃいました。
おいでいただいた皆様、有難うございました。
演奏者寺本采女さんのお父様が持ってきてくださったお花です。