10月6日(日)、大妻コタカ先生生家で「第27回風そよぐコンサート」が、大妻コタカ記念会主催で開催されました。
秋晴れのさわやかな気持ち良いこの日の演奏は、和の楽器(筝、篠笛)と洋の楽器(サックス、シンセサイザー)のコラボレーション。
どのように曲が表現されるのかとても興味深く、違和感はないのだろうかという懸念もすべて取り払われた素晴らしい演奏が繰り広げられました。
篠笛による「荒城の月」から、演奏会が始まりました。
素晴らしい音色で曲の情景が自然に浮かんできました。
八橋検校(やつはしけんぎょう)作の筝曲の名曲「みだれ」は、サックスと十三弦筝で、粉雪から吹雪にかわる様がダイナミックに奏でられました。
また、十七弦箏、十三弦箏、サックス、シンセサイザーによる「煉獄」は迫力に満ちた激しい演奏で圧巻でした。
この日に演奏してくださった6人の方は、8月に広島で行われている灯篭流しなど、数々のイベントで一緒に演奏しているそうで、息もぴったりという感じが伝わってきました。
いつもこのコンサートには遠くから楽しみにして来られる方も多く、手作りのお弁当も楽
しみの一つです。
長く続くこのコンサートが、これからも多くの方に楽しんでいただけるようにと願い閉幕となりました。