日別アーカイブ: 2019年11月12日

紅葉の集い

1110日(日)、大妻コタカ記念会の秋の行事である「紅葉の集い」が、国立劇場で歌舞伎鑑賞会として開催されました。

今年の演目は、通し狂言「孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)」で、悪七兵衛景清を中村吉右衛門が勤め、迫力ある舞台が繰り広げられました。

一門を滅ぼした源氏への復讐を志す平家の武将である悪七兵衛景清と娘の糸滝との情愛が描かれています。

ラストシーンは苦悩の末に頼朝への帰参を受け入れた景清が船で鎌倉へ向かう場面。

国立劇場らしい舞台装置を駆使して…とイヤホンガイドの説明がありましたが、ダイナミックな演出は大いに楽しめました。

ご参加いただきました皆様有難うございました。

 

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文化講演会「三番町界隈 千代田区の歴史」

119日(土)、大妻コタカ記念会文化講演会を開催いたしました。

今年度の文化講演会のテーマは「コタカ先生ゆかりの地 千代田区三番町」。

この日は大妻女子大学非常勤講師である滝口正哉先生に「三番町界隈 千代田区の歴史」という演題でご講演いただきました。

江戸時代番町のあたりは台地で、一面、武家屋敷で多くの旗本屋敷が立ち並んでいました。

古地図を元にして番町界隈の当時の様子を教えていただきましたが、大妻の校舎があるところには松平縫殿頭(まつだいらぬいのかみ)の屋敷があったそうです。

そして、江戸から明治に時代が移ると、旗本たちはこの地を離れ、空き地となった武家屋敷の後地は明治政府が桑茶畑にすることを奨励。

さらに廃藩置県によって旧武家地の払い下げがなされ、新しい町が数々誕生していきますが、番町は新政府官僚の邸宅に代わっていったという興味深いお話を、最新のアプリ<土地の時代の移り変わりが一気にわかるアプリ>を駆使して説明していただきました。

たくさんの資料をご用意いただき、大変楽しいお話をお聞きできましたことに感謝申し上げます。

次回は1130日(土)、台風のため延期になった「三番町周辺探訪」を、大妻中学高等学校の寺尾隆雄先生にご講演いただきます。

皆様どうぞご参加くださいませ。

 

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