4年ぶりの5月15日、大妻同窓会長野の総会が茅野のベルビア内にあるマリオローヤル会館で開催されました。
会場は駅直結でとても足の便の良いところです。
広い長野の各方面から11名の方がお集まりになりました。
この会に初参加の方が2名いらっしゃって、役員としてテキパキと仕事をされている様子に大変頼もしさを感じました。
これまでの総会を考えると少ない人数になったものの、声が届く範囲でお話が出来て、とても和やかで楽しかったという声が皆さんから出されました。
しかしながらこのまま先細りにしないために皆さんからの前向きな考えを聞いたり、また設立当時の様子を伺ったり、皆さんの近況を話していただいたりして、皆さんの強いつながりを感じるひと時になりました。
総会終了後に、この3月に長野県宝の指定を受けた下諏訪宿の本陣岩波家の見学をいたしました。
この岩波家を長年維持管理してこられた岩波さち子様は大妻の卒業で今年1月に95歳でお亡くなりになりました。
この本陣岩波家は、参勤交代の諸大名や皇女和宮がお輿入れの際に宿泊され、明治天皇が休憩された由緒あるお家です。
また、お庭は中山道随一の名庭園と言われる立派なもので、木々の緑の美しさに加え、流れる水音が相まって素晴らしい景色を見せてくれました。
この日は28代当主である岩波太左衛門尚宏様がお出迎えくださり、説明もしてくださいました。
当時の本陣そのままの姿を残し維持されてこられたさち子様の気概を随所に感じることができた貴重な見学となりました。
長野の皆様ありがとうございました。