明けましておめでとうございます。
今年はエルニーニョの影響で暖冬と言われているそのままに、暖かいお正月を迎えられたところが多かったことと思います。
皆様はどのようなお正月を過ごされたでしょうか。
今年一年が皆様にとって、平穏無事な日々でありますようご祈念申し上げます。
今年、2016(平成28)年は丙申(ひのえさる)の年。昨年11月の大妻コタカ記念会文化講演会での陰陽五行によれば、丙は「火」の性質を、申は「金」の性質を持ち、火は金を溶かすことから、相手の要素を抑え弱める影響があり「相剋」の関係にあるそうです。
一方、丙申の年はそれまではっきりとしなかった物事の形が明らかになってくるとか、身が固まってくるとも言われています。
この前の丙申であった1956(昭和31)年には、「もはや戦後ではない」という言葉が流行語になり、日本が高度成長期に一歩足を踏み出す時代で、まさしく目指していく方向性が定まった丙申の年であったといえましょう。
大妻コタカ記念会も会員の皆様とともに、これまで続けてきたことが多くの方から評価され、さらに次へのステップになっていける一年となるよう願っています。
さて、このお正月に初もうでに出かけられた方も多いことと思いますが、大妻コタカ先生は、新年拝賀式(昭和の初めころは1月1日に登校して新年を祝ったそうです)で、神様への拝みようとして、
1 神様に対して自分の汚れた心を詫びること
2 汚れた心をお咎めもなくご守護くださったことに感謝すること
3 さらに進んで将来のご守護をお願い申しあげること
このようにお話しになったそうです。
自分を見つめなおし、謙虚に神様に対峙することの大切さを教えてくださいます。
神社の参拝に際しての参考にされてはいかがでしょうか。
何かを始めようと動き始めるのにふさわしい丙申の年。
大妻コタカ記念会の企画にどうぞご参加ください。
平成28年度の行事については4月発行の「ふるさと通信」でお知らせいたします。
今年もまた多くの方においでいただき、お会いできますことを楽しみにしております。