6月10日(日)、広島の世羅町の大妻コタカ先生生家で「第24回風そよぐコンサート」が、大妻コタカ記念会主催で開催されました。
企画から当日の運営まですべて、お食事処「ごもくめし」の伏原ご夫妻の協力により進められ、回を重ねてきたその重みを感じるコンサートになりました。
当日は心配されていた台風の雨の影響もなく、時には日も差すほどでしたが、暑くもなく気持ち良い陽気になりました。きっとここに来られた方、皆さんの普段の行いが良かったのでしょう。
早い時間からお客様が集まってこられ、「ごもくめし」お手製のお弁当をいただきました。「ごもくめし」のお食事は季節を感じる優しいお味で、いつもここでいただくのがとても楽しみです。
いよいよコンサートの始まり。
司会の「ごもくめし」奥様の由美子さんから、この生家が記念会の管理になったこと、ミシュランガイドで二度目のビブグルマンをいただいたことを皆さんにお伝えし(皆さんへのお土産にお赤飯が用意されました)、次に主催者として、私、井上がご挨拶をし、これまでこの生家を大切に管理されてこられた熊田喜賢さんに感謝状を差し上げました。
今回のコンサートは~湖面をわたる二胡のしらべ~とサブタイトルがついていますが、二胡を中心にサックスとキーボードが加わって、素敵なハーモニーが奏でられました。
曲目は「蘇州夜曲」「シルクロード」など、「空山鳥語」では二胡で鳥のさえずりを表現しますが、実際に近くに来た鳥が合いの手のようにグッドタイミングのさえずりを挟んでくれるという場面もあり、まさに自然との一体感を感じました。
おいでになった方は皆さんとても楽しそうに曲に聞き入り、豊かなぜいたくな時間を過ごせたように思いました。
このコンサートがこの先も続けられることを願い、おいでいただいた皆様に感謝いたします。