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文化祭に参加しました

今年も大妻コタカ記念会は、大妻女子大学の文化祭である「大妻祭」に参加いたしました。

開催された1015日(土)、16日(日)は、両日ともに秋晴れの気持ちの良い日になり、記念会は毎年行っている記念会を紹介する展示、大妻コタカ先生の生涯をまとめた展示、生涯学習講習会~書道・花・手芸・俳句・着付け~の受講生による作品展示を行い、それに合わせて今年は『狭山台校の思い出』のスライドショーを行いました。

2年前の最後の狭山の文化祭で発表したスライドショーをリメイクして、皆さんにご覧い地鎮祭で鍬入れをしているコタカ先生、学生のより良い学習環境づくりに教職員が一体となって取り組んでいった様子、印象的な寮生活、春の桜や雪景色などの豊かな自然環境等々、50年近くの歴史をご覧いただいた皆様と懐かしみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、今年は大妻同窓会神奈川から提供いただいた「サークル糸巻き」で作成した作品の数々の写真も紹介しました。

おいでいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、有難うございました。

 

 

これからも卒業生同士の交流の場となることを願っています。

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大妻神社の例大祭

923日(金)、長野県にある大妻神社の例大祭が行われました。

諏訪神社と深いつながりを持つ大妻神社は、大妻家二代大妻太郎兼澄公を祀る由緒ある神社で、子孫である大妻良馬先生は二十八代目にあたります。

毎年922日が宵祭り、23日が本祭り。

今年も大妻同窓会長野の方々とお伺いし参拝いたしました。

あいにく昨夜来の雨で境内は所々ぬかるんではいるものの、本祭りの時間には雨が上がっていたのは幸い。

 

 

神主さんの祝詞に続き、地元の小学生による舞が奉納され、山車が境内に入ると祭りもクライマックス。子供たちが太鼓をたたき、笛の音も入り、山車が勇壮に引き回されました。

 

 

 

 

 

大妻家の祖先を想い、ご加護あることに思いを馳せ、現在の日々への感謝を感じる一日でした。

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ごもくめし第21回「風そよぐコンサート」のご案内

大妻コタカ先生の生家(広島県世羅町)にある久恵風穴の里「ごもくめし」で、今秋も第21回「風そよぐコンサート」が10月2日(日)に開催されます。

今回は説明にもあるように、日本の琴に影響を与えたというカヤグムという珍しい楽器の演奏で、その柔らかなハープのような音色を皆様の心にお届けしたいと、主催する伏原さんはおっしゃっています。

秋の一日、お出かけになってお楽しみください。

 

 

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大妻同窓会広島・世羅の総会

73日(日)大妻同窓会広島・世羅の総会が、メルパルク広島で開催されました。

先ごろオバマ大統領の訪問で大きな話題になった原爆ドーム、平和公園にほど近い場所で、広島県内の各地から皆様がお集まりになりました。

今回も先の関西の時と同様に、大妻コタカ記念会の事業部である大妻記憶遺産部と大妻女子大学との連携により、卒業生へのインタビューをするという目的も兼ね、おいでになった皆さんから、貴重なお話を伺わせていただきました。

総会は滞りなく進み、お食事をいただきながら、お一人ずつ在学当時のことなどいろいろお話しいただきました。

この同窓会広島・世羅には、毎回男性の方が参加しておられます。女子校の同窓会になぜ男性が?と、不思議に思われる方もいらっしゃるでしょうが、写真のお一人はコタカ先生の実家のご当主である熊田さん、そしてお二人は昭和35年頃に校舎の地下に住み、夜警のアルバイトをしながら大学に通っていた方々です。

同じころに大妻で学んでいた方たちとは、その当時からの知り合いであり、懐かしい思い出も共有していて(男性でありながら)同窓生とも言える間柄になっています。

皆さんからのお話の中で、「コタカ先生のようにふるまえる人になりたいと思った」という言葉は強く印象に残るものでした。

代表の伊藤さんからは、地元の小学校で行われているコタカ先生に関する授業で、昨年度は2度、コタカ先生のお話をされたことが皆さんに報告されました。子供たちが名誉町民であるコタカ先生について学び、誇りに思う気持ちが育っていってほしいと思いました。

また今回は、コタカ先生がたしなんでおられた詩吟をお稽古してみましょうという試みで、県代表にもなっていらっしゃる大隅さんのリードで、「静御前」を教えていただきました。お腹から声を出し抑揚をつけ…、いやはや難しい…。皆さんの声がコタカ先生まで届いたでしょうか。

クイズもあり、恒例の手品もあり、楽しい企画が盛りだくさんの総会も、最後に校歌を皆さんで歌い幕を閉じました。

まだまだ知り得ていないコタカ先生に関すること、学校の様子などたくさん教えていただきました。広島の皆さん、ありがとうございました。

この総会では、役員の方の手づくりの可愛いお人形が名札に添えられ、1枚のハンカチで作られた巾着袋がお土産に用意され、心のこもった準備が印象に残りました。

 

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文化講演会「知られざるメルヘンの世界」第1回

今年度の大妻コタカ記念会主催文化講演会「知られざるメルヘンの世界」の第1回が、618日(土)、大妻コタカ記念会で開催されました。

この日のテーマは「ミヒャエルエンデとメルヘン」、講師は大妻女子大学非常勤講師である堀内美江先生。

はじめに堀内先生は、以前ドイツに留学していた時に、子安美知子さん(ドイツ文学者)を通してミヒャエルエンデ氏と親交を結ぶようになったことをお話しされました

講演は「メルヘンとは」ということから始まり、グリム童話の『おいしいおかゆ』をお話しくださいました。優しくも歯切れよい語り口に、聞いている皆さんは、ぐいぐいと引き込まれ、一気にメルヘンの世界へいざなわれました。ぶ

この『おいしいおかゆ』を基にして、メルヘンには共通の形や要素があること、例えば試練を受けながらも幸せな結末に至る魔法物語であったり、繰り返しや対比などの規則性をもっていたり、聞き手がイメージを作りやすい構成になっているなどを、具体的にお話しくださいました。

お話しの一つ一つを、グリム童話や日本の民話などを思い浮かべて、なるほどと納得しながら伺いました。

そして、エンデの『モモ』へ。

『モモ』は1980年代に注目された作品ですが、チェルノブイリや環境問題に人々が注目し、自発的に社会をよくしていこうという市民運動がおこり、さらに90年代に入ると目に見えないものにも目を向けることの価値~無為の肯定~が大切であるという意識が『モモ』の根底にあり、「時間とは命〈Zeit ist Leben〉」を大きな柱として、現代社会とは何かを問いかける内容を持つことで、おとなも考えさせられるメルヘンであることをお話されました。

最後に、メルヘンは敷居の低いところから、数々の試練を受けながらもより高いレベルに向かっていく、人間社会も自然の中でもがきながらも知恵を働かせて広がった意識へ向かっていく、この共通性が古くから人々に受け入れられ、そしてこれからもメルヘンは、現代社会の写し絵として語り継がれ残っていくものであろう、とまとめられました。

この日、堀内先生はエンデ愛用のパイプや、エンデのサイン入りの『モモ』(ドイツ語版)等をお持ちくださり、皆さんに見せてくださいました。

魅力的な講演に『モモ』を再び読み直そう、と思われた方も多かったことでしょう。

堀内先生、そしておいでいただいた皆様有難うございました。

2回は「メルヘンから見える歴史」を1112日(土)に開催いたします。

また違った視点からメルヘンの世界を垣間見ることができると思いますので、どうぞお楽しみに。

 

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青葉の集い

65日(日)、ホテルニューオータニにおいて、大妻コタカ記念会総会・青葉の集いを開催いたしました。

総会は、会員・名誉会員のご出席のもと、議事が進行し、皆様に記念会の状況をご理解いただくことができました。

引き続き、ご来賓の方々にお入りいただき、青葉の集いとなりました。

今年はピアノ演奏から始まりました。須関裕子様の素晴らしい演奏と斉藤京子様のとても詳しい、分かりやすい解説のおかげで、ドビッシーの「月の光」、ショパンの「別れの曲」「革命」「英雄ポロネーズ」など、馴染みのある曲への理解も一層深まり、すてきな演奏会になりました。

演奏終了後はパーティーに移り、記念会会長の井上よりご挨拶申し上げました。挨拶では、2人の卒業生についてのお話をしましたが、一人は、このほど『三番町のコタカさん』を出版されたノンフィクション作家の工藤美代子さん。もうお一人は、駅弁でおなじみの「峠の釜めし」の考案者である「おぎのや」の高見沢みねじさん。ともにコタカ先生の教えが生きる上での礎となり、心の支えであったと自ら述べておられたことを、皆様に紹介いたしました。

引き続き、大妻学院理事長、大妻女子大学学長である花村邦昭先生からご挨拶を頂戴し、記念会名誉会員の田辺美代子様からの乾杯のご発声で、お待ちかねのお食事になりました。

素敵な名前の付いたお食事の紹介を、ホテルの料理長さんにしていただき、そのお料理の彩の美しさも堪能しました。

地方同窓会からは東京代表の山田さんより、昨年設立10周年を迎えた同窓会東京の活動の様子を、また、福岡代表の梅野さんより、熊本地震の被害の様子をお話しいただきました。

各テーブルには卒業生の荒川昭子さんにより、朝早くから準備され飾られたベジフルフラワー(野菜や果物を花束のようにまとめたブーケやオブジェ)が飾られ、目を楽しませてくれました。

最後は恒例の校歌の斉唱で、今年度の青葉の集いは幕を閉じました。

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大妻同窓会岩手の総会

月28日(土)、大妻同窓会岩手の総会がホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGで開催されました。

今年の参加は例年より少ない人数でしたが、和気あいあいの雰囲気で議事が進行しました。

3年間代表を務めてこられた國分牧子さんが退任され、新たに赤坂みどりさんが代表になられ、その他の役員も決まり、新しい体制でこれからの同窓会を牽引されることになりました。

5年前の東日本大震災後には、被害をうけられた方が多くあり、同窓会活動が思うように進まない中、この同窓会組織を立ち上げられた國分さんが再びかじを取り軌道に乗せてくださり、一昨年には大勢の方に来ていただいて設立15周年の文化講演会を開催でき、大きな功績を残してくださいました。

会員の皆さんは、お仕事や家業に忙しかったり、子育てや介護でなかなか思うように動けなかったりする方もいらっしゃいますが、それぞれに大妻での学生時代を懐かしみ、同窓会を大切に考えていらっしゃることが皆さんのお話から伝わってきました。

楽しいお話を伺いながら時間も過ぎ、またの再会を期して会場を後にしました。

 

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大妻同窓会関西の総会

525日(水)大妻同窓会関西の総会が、有馬温泉のXIV有馬離宮で開催されました。

今回の総会への参加は、今年から大妻コタカ記念会の事業部に新設された大妻記憶遺産部と大妻女子大学博物館との連携により、卒業生からいろいろなお話を伺うという側面も併せ持つもので、貴重な機会となりました。

同窓会関西の方々とは、5年前に大妻女子大学を訪問された時以来の再会となりました。

皆さんで和やかにお食事をいただいたのち、式次第に沿って総会となり、議事は滞りなく承認されました。

引き続き、皆さんからの近況報告に加え、学生時代の思い出など数々のお話を伺わせていただきました。

 

今年から新たに参加された方は、高校時代に大妻出身の国語の先生から大妻を勧められ、愛媛から国文に入学したこと。

一番の年長の方(S32 短大家政卒)は、70歳からピアノを習い、PCも得意。ちぎり絵や洋裁を習っていて素敵なお洋服は手作りのもの。新しいことを臆することなく始めていく姿勢には本当に頭が下がりました。

ここに来るといろいろな年代の方がいて、日常生活の中で自分の知らないことをたくさん教えてもらえてすごく勉強になる、とおっしゃるS55食物学科卒業の方。この方はご主人の転勤で誰も知り合いのいない芦屋に来て、同窓会関西に入って数年。同窓会の良さを強く感じておられました。

提出作品を仕上げるのに苦労したことや、その時作った刺繍のクッションをいまだに使っているなどのエピソードや懐かしい先生方のお名前が何人もの方から挙がったり、在学時の様々な思い出を聞かせていただきました。

お話しいただいたどれもが、年齢を重ねそれぞれに苦難も経験してきたであろう方々からのものであり、その深さと重みを感じる言葉の数々でした。

皆さん本当にありがとうございました。

 

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大妻同窓会千葉の総会

521日(土)、市川市文化会館において、第43回大妻同窓会千葉の総会が行われました。参加者は20名で、昨年より少し減少したものの、結束力と長きにわたる伝統を感じる会となりました。

新しく代表になった浅野様のご挨拶のあと、議事(経過報告、会計報告、監査報告)へと進み、昨年までの代表の四宮様に大妻コタカ記念会より感謝状をお渡ししました。

同時に同窓会千葉からも記念品が贈られ、四宮様は、「怪我のため、代表を代っていただきましたが、これからもずっと千葉を盛り立てていきます」と、力強いご挨拶をなさっていらっしゃいました。

第二部では、大妻女子大学の真家教授により、「晩年のコタカ先生の生活と思い」という演題で、大妻神社のコタカ先生お手植えの杉の木の話や、コタカ先生が残された言葉について、貴重なお話を伺いました。

その後は記念撮影、昼食をはさんで、第三部ではフラワーソープの作成を皆様で行い、お話をしながら楽しい時間を過ごしました。

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大妻同窓会愛知の総会

521日(土)、大妻同窓会愛知の総会が、名古屋駅前の名鉄ニューグランドホテルで開催されました。

今年は平成25年に卒業された方がおいでになり、若い方の参加を皆さん喜んで迎えられました。また、昭和24年卒の方は毎回参加されており、今年も元気なお姿でお会いでき、和やかな雰囲気で会が進みました。

議事を終え記念撮影をして会食へ。美味しいお食事をいただきながら話が弾みました。

 

今年は、参加されたお一人の方からお話を伺いました。

この方は昨年初めて参加されたのですが、そこで「何とも言えない優しいふわふわとした空気、ふるさとに帰ってきたかのような安堵感」を感じられたそうです。

長く教員を務め今もなおその職にありますが、これまでの日常生活の中で、「個」が軽んじられ犠牲の色が濃い「良妻賢母」というものに対して様々な矛盾を感じてきて、同窓会と距離を置いてきたと言います。

しかし、昨年参加して、ご高齢の方も学生に戻ったように若々しく語る姿に接し、良妻賢母の前に「個」の自分らしく輝いて生きる、犠牲ではなく主体的に取り入れた生き方が素晴らしいと感じ、「良妻賢母」教育を根っことした教訓が自分の中で納得できすっきりしたそうです。

この方は(もうすぐ70歳)とてもエネルギッシュに活動していらっしゃいます。ヒマラヤに登ったり、食事がままならない子供に食事を提供する「こども食堂」を立ち上げ運営するボランティア活動もされています。

学生時代に150人分の給食を毎週作る経験をはじめとして、大妻で学んだことがすべてその後に役立っているとおっしゃっていました。

このお話を伺い、「らしくあれ」の言葉、らしくあるためには輝く個性がなくてはならないというコタカ先生の考え、そして自立した女性への道筋をつけられたコタカ先生の先見性を思いおこしました。

総会は、また来年の再会を期し幕を閉じました。

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