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「だいじょうさん祭り」&「久恵を語る会」

1124日(日)、広島の大妻コタカ先生生家の周辺の木々は美しく紅葉し、しかも朝霧が立ち込める中、生家に近い大成龍神社(通称だいじょうさん)でこの一年を締めくくる「だいじょうさん祭り」がありました。

 

 

 

 

近年、出世神社として広く知れ渡っていることから、参拝に訪れる方がずいぶん多くなっており、この日は地域の方々はもとより、おそらくご利益を授かったのであろう方がたくさん来られてのお祭りになりました。

この時期にしては穏やかな日和で、寒風が吹くこともなく、つつがなく無事一年を過ごせたことの感謝を皆さんでだいじょうさんに報告して、お祭りの幕が閉じられました。

 

引き続き、生家の「ごもくめし」で、『久恵を語る会』が開かれました。

三川ダム建設のために湖の底に沈んだ久恵集落の人たちが、一年に一度こうして集まり旧交を温めあうことを続けて今日に至っています。

「自分の家とコタカ先生の家とは隣どおしで、おじいさんとコタカ先生は仲良く小学校に通っていた」というお話や、当時の狭い道を広げることや電気を通すことにコタカ先生の尽力が大きかったことなど、いろいろ聞かせていただきました。

最後は正統の万歳三唱(足を一歩前に出し手のひらは内側にして…)をして締めくくりとなりました。

昨年はこの会に出ておられた熊田喜賢さんの姿が見られなくなってしまったことは、とても寂しいものでした。

熊田さんが残してくださった地域の皆さんとのご縁をこれからも大切にしていきたいと思っています。

 

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講習会「絵手紙をかいてみよう」

11月16日(土)、「絵手紙」の講習会が、記念会主催、同窓会東京協力のもと開催されました。

講師は、昭和44年大妻女子大学家政学部家政学科をご卒業後、2年間被服研究室で助手をなさっていた高岡起世美さん。そして、アシスタントとして山口さんに教えていただきました。

高岡先生は、「今日の講習会は1時間30分ですので、気合いを入れて参りましょ」とおっしゃて、少し早めに講習会が始まりました。

まず、「絵手紙」で大切なことは、『ヘタいい、ヘタいい』で、受け取る方を思って、気持ちを載せてかくことが大事、下書きをしない、かいたら必ずポストインすることとお話しくださいました。

次に、筆の扱いについて教えていただきました。

『墨』の場合、筆は2本指で一番上を持ち、穂先が垂直になるように肘をあげて、10センチ㍍を1分で書く、という練習をいたしました。

また、絵に色付けする際には、全く別の筆の使い方をすることもご指導いただきました。

そのうえ、「消しゴムはんこ」にも挑戦しました。それぞれが思いを込めて、「絵手紙」を完成させて、楽しい講習会を終えました。

高岡先生、山口先生には、お道具の準備から片付けに至るまで、きめ細やかにご指導賜りましてお礼申し上げます。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(同窓会東京内藤)

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紅葉の集い

1110日(日)、大妻コタカ記念会の秋の行事である「紅葉の集い」が、国立劇場で歌舞伎鑑賞会として開催されました。

今年の演目は、通し狂言「孤高勇士嬢景清(ここうのゆうしむすめかげきよ)」で、悪七兵衛景清を中村吉右衛門が勤め、迫力ある舞台が繰り広げられました。

一門を滅ぼした源氏への復讐を志す平家の武将である悪七兵衛景清と娘の糸滝との情愛が描かれています。

ラストシーンは苦悩の末に頼朝への帰参を受け入れた景清が船で鎌倉へ向かう場面。

国立劇場らしい舞台装置を駆使して…とイヤホンガイドの説明がありましたが、ダイナミックな演出は大いに楽しめました。

ご参加いただきました皆様有難うございました。

 

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文化講演会「三番町界隈 千代田区の歴史」

119日(土)、大妻コタカ記念会文化講演会を開催いたしました。

今年度の文化講演会のテーマは「コタカ先生ゆかりの地 千代田区三番町」。

この日は大妻女子大学非常勤講師である滝口正哉先生に「三番町界隈 千代田区の歴史」という演題でご講演いただきました。

江戸時代番町のあたりは台地で、一面、武家屋敷で多くの旗本屋敷が立ち並んでいました。

古地図を元にして番町界隈の当時の様子を教えていただきましたが、大妻の校舎があるところには松平縫殿頭(まつだいらぬいのかみ)の屋敷があったそうです。

そして、江戸から明治に時代が移ると、旗本たちはこの地を離れ、空き地となった武家屋敷の後地は明治政府が桑茶畑にすることを奨励。

さらに廃藩置県によって旧武家地の払い下げがなされ、新しい町が数々誕生していきますが、番町は新政府官僚の邸宅に代わっていったという興味深いお話を、最新のアプリ<土地の時代の移り変わりが一気にわかるアプリ>を駆使して説明していただきました。

たくさんの資料をご用意いただき、大変楽しいお話をお聞きできましたことに感謝申し上げます。

次回は1130日(土)、台風のため延期になった「三番町周辺探訪」を、大妻中学高等学校の寺尾隆雄先生にご講演いただきます。

皆様どうぞご参加くださいませ。

 

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大妻祭(大妻女子大学文化祭)に参加しました

 

1026日(土)、27日(日)大妻女子大学の文化祭「大妻祭」が開催され、大妻コタカ記念会も参加し、記念会の活動の様子を皆さんにご覧いただきました。

記念会で年間を通して行っている生涯学習講習会「かな書道」「現代水墨画」「フラワーアレンジメント」「手芸」「俳句」の受講生の皆さんの作品も展示され、講習会の様子を知っていただく良い機会となりました。

また、今年は新しい試みとして、大妻の旧建造物跡地4か所をめぐるウォークラリー「千代田の一二三四歩き」を催しました。

大妻神社分社跡(アトリウム)、旧大妻講堂跡地(大妻通り沿い)、大妻コタカ住居跡地(つまっこひろば)、大妻コタカ住居の一室(大妻女子大学博物館)を回ってシールを貼って、ゴールした人には記念品を差し上げ、参加された方に喜んでいただきとともに、大妻の歴史の一端を知っていただくことができました。

おいでいただいた皆様ありがとうございました。  

 

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大妻同窓会福島の総会

 

10月20日(日)、大妻同窓会福島の総会が磐梯熱海の四季彩「一力」で開催されました。

台風19号はこの福島県内のあちこちに爪痕を残しており、この日に来られた会員の方の周辺の被害や、身近にいらっしゃる被災された方の様子をお聞きして、想像を超える大変な状況に、被害を受けられた方のご苦労がしのばれました。

総会の議事は滞りなく進み、その後は皆さんとおいしいお食事をいただきました。

この「一力」にはよく手入れをされた美しいお庭が広がり、紅葉し始めた木々が素晴らしい光景を見せてくれました。

一年に一度、こうして同窓生の皆さんと顔を合わせ、学生時代のあれこれを語り合う時間を持てることの幸せを感じた一日でした。

 

 

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大妻同窓会岩手設立20周年を迎えて

 

10月19日(土)、大妻同窓会岩手の設立20周年を祝う式典と記念コンサートが、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで開催されました。

設立から20年が経ち、途中には東日本大震災にも見舞われ、人数は当初からは大分少なくなってきたものの、ここまで継続してこられたのは、会員の皆様の強い結束と協力の賜物です。

第一部の式典では代表である赤坂みどりさんのご挨拶から始まり、来賓として大妻コタカ記念会から私(井上)がご挨拶申し上げました。

皆さんで記念撮影をして閉会。

第二部はお客様をお迎えし、お食事をいただいた後、いよいよお楽しみのコンサートの開幕。

地元岩手出身の歌手柴田泰孝さんの豊かな声量と柔らかな歌声にしばし酔いしれました。

柴田さんは2006年から8年間イタリアミラノに留学した経験を活かし、現在はクラシックからロックまで、幅広い音楽活動をされています。

2016年の希望郷いわて国体開幕式典前演技では、天皇皇后両陛下(現上皇、上皇后陛下)、希望郷いわて大会では皇太子殿下(現天皇陛下)の御前で歌唱する機会を持ち、また、東日本大震災岩手県復興支援曲「ふるさとの風」(さだまさし作曲)をリリースするなどの活躍をされています。

この日はこの「ふるさとの風」の他、キャッツの「メモリー」や「オペラ座の怪人」などのミュージカルナンバー、皆さんご存知の「マイウェイ」、イタリアにご縁が深いのでイタリア国歌に至るまで数々の曲を歌い上げられました。

お客様にもとても喜んでいただいて、素晴らしいコンサートになりましたことに心より感謝申し上げます。

 

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函館大妻高校の生徒さん来訪

1016日(水)、今年も北海道の函館大妻高校の代表生徒さん5名と引率の先生が、修学旅行の途中のこの日、大妻学院においでになりました。

創立者外山ハツ先生は大妻で学び、大妻コタカ先生に大妻の名前を付けた学校の設立を認めていただいた函館大妻高校は、2023年には100周年を迎えます。

大妻学院と同じく「恥を知れ」の校訓を掲げ、家政科(ファッション造形コース、子供文化コース)、福祉科、食物健康科、普通科に分かれて、それぞれに自分の将来をしっかり考えている様子が、来られた生徒さんから伺い知ることができました。

修学旅行はこの後も続きますが、高校生活を大いに充実して過ごしてほしいと皆さんにエールを送りました。

 

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第27回「風そよぐコンサート」

 

10月6日(日)、大妻コタカ先生生家で「第27回風そよぐコンサート」が、大妻コタカ記念会主催で開催されました。

秋晴れのさわやかな気持ち良いこの日の演奏は、和の楽器(筝、篠笛)と洋の楽器(サックス、シンセサイザー)のコラボレーション。

どのように曲が表現されるのかとても興味深く、違和感はないのだろうかという懸念もすべて取り払われた素晴らしい演奏が繰り広げられました。

篠笛による「荒城の月」から、演奏会が始まりました。

素晴らしい音色で曲の情景が自然に浮かんできました。

八橋検校(やつはしけんぎょう)作の筝曲の名曲「みだれ」は、サックスと十三弦筝で、粉雪から吹雪にかわる様がダイナミックに奏でられました。

また、十七弦箏、十三弦箏、サックス、シンセサイザーによる「煉獄」は迫力に満ちた激しい演奏で圧巻でした。

この日に演奏してくださった6人の方は、8月に広島で行われている灯篭流しなど、数々のイベントで一緒に演奏しているそうで、息もぴったりという感じが伝わってきました。

いつもこのコンサートには遠くから楽しみにして来られる方も多く、手作りのお弁当も楽

おいしいお弁当付きです

しみの一つです。

 

 

長く続くこのコンサートが、これからも多くの方に楽しんでいただけるようにと願い閉幕となりました。

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世羅における講演会

10月5日(土)午後、大妻コタカ先生のふるさとである広島県世羅の太田庄歴史館において、「大妻コタカ~世羅が生んだ女性教育者~」と題する域学連携講演会を大妻コタカ記念会主催で開催し、私、井上が講演をさせていただきました。

昨年、この日と同じ大田庄歴史館で行った、大妻女子大学人間生活文化研究所主催「大妻コタカの生涯と大妻学院の歴史」の展示を引き継ぐ形で、より多くの方に「大妻コタカ」を知っていただくよう、講演会の機会を持たせていただきました。

事前に世羅の広報誌やケーブルテレビにより告知され、更には中国新聞にも掲載され、予定された会場の席はいっぱいになり有り難いことでした。

記念会会誌「ふるさと」をご覧になって来てくださった大妻同窓会広島・世羅の方々、共催いただいた大妻コタカ先生顕彰会の方々、昨年の展示を見足りない、新聞や広報誌を見て来てくださった地域の方々など、たくさんの方においでいただきました。

講演ではコタカ先生の生涯をたどりながら、コタカ先生の目指す教育がどのようなものであったか、それをどのように実践して、開塾から110年を経た現在の大妻学院に発展していったかについてお話させていただきました。

 

らに、夕刻から二度目の講演会を世羅町の西上原上集会所で、西上原上コミュニティー推進協議会教育文化部の主催で開催いたしました。

内容は午後の部と同様ですが、こちらにも地域の方がたくさん来てくださいました。

小さかった頃大妻女子専門学校に来られたコタカ先生に声をかけてもらった思い出を話してくださったり(写真右)、「ごもくめし」の本を読んでいたが話を聞いて一層コタカ先生のことがよくわかったという声もいただきました。

多くの方からおおむね良い評価をいただけて安堵するとともに、偉大な女性教育者であるコタカ先生をより理解していただけたことに感謝する次第です。

このような機会をいただきました世羅町教育委員会をはじめ関係の皆様に心より御礼申し上げます。

 

 

 

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