手芸(フェルト羊毛)講習会が始まりました

今年新たに、大妻コタカ記念会の生涯学習講習会の講座として『手芸(フェルト羊毛)』が6月15日(土)から始まりました。

講師は大妻女子大学文学部国文学科卒業である福田りお先生。

福田先生は、子育て中にニードルフェルト手法と出会い、以来独学で創作活動を続け、オリジナルの羊毛スイーツのジャンルを確立されました。

現在、カルチャーセンターで教えられていたり、著書を出されたり、大活躍をされています。

 この日はこれを使って可愛いスイーツを作ります。

先生の周りに集まって、やり方を教えていただくことから始まりました。。

 

 

 

 

 

皆さんひたすらピンを動かし、わからなくなった時には先生に教えていただき、完成を目指します。

 

 

 

 

 

出来上がった作品はこちら。

予定の2時間もあっという間に、皆さんそれぞれに素敵な作品が出来上がり、「お部屋に飾ります」と喜んでお持ち帰りになりました。

この後、どんな作品が出来上がるか、とても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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文化講演会「古典落語鑑賞会-古今亭菊之丞を聴く会-」

5月18日(土)大妻コタカ記念会主催の文化講演会「古典落語鑑賞会-古今亭菊之丞を聴く会-」 が市川市文化会館で開催されました。

この講演会は、大妻同窓会千葉設立40周年記念講演会として開催されたもので、実施に当たっては同窓会千葉の方々にご協力いただきました。

この日は『古典落語鑑賞会』として、古典落語の若手ホープである古今亭菊之丞師匠をお迎えしました。

菊之丞師匠は先ごろ二つのおめでたいことがあり、そのことを面白くお話になることから始まりました。

一つは、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞され、その決定を受けた時の様子。

もう一つはNHKアナウンサーと結婚されたこと。

そして本題である噺を、まずは「替わり目」から。

酔った亭主と女房のやり取りが絶妙で、会場からは笑いが絶えません。師匠の江戸弁(「まっすぐ」が「まっつぐ」というような)が、噺をさらに盛り上げる効果になっているように感じました。

そして二席目は「井戸の茶碗」。

正直者のくず屋の清兵衛さんが貧乏浪人から預かった仏像をめぐって、困り果てながら、その浪人の家と細川家の家来の家とを行き来し、そのやり取りを面白おかしく演じていただきました。

二席とも人物の描写が素晴らしく、実力のほどに感じ入りました。会場の皆さんの笑い顔からも同様の思いが伝わってきました。

目の前で古典落語をたっぷりと聴くまたとない機会を得て、とても満足のいく時間を過ごすことができました。

同窓会千葉では10年目にも、真打ちになってすぐの菊之丞師匠においでいただいたとのこと。まだお若い師匠ですので、これから益々芸に磨きがかかり、立派な噺家さんになられることと確信しました。

 

 

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「久恵風穴の里ごもくめし」がミシュランガイドに掲載されました

広島県世羅町の大妻コタカ先生の生家を利用して営まれている、お食事処『久恵風穴の里ごもくめし』が、「ミシュランガイド広島2013版」に掲載されたとのお知らせをいただきました。

その内容を、いただいた文章をお借りしてお伝えします。

 

『これまでネットでの紹介を避け、あくまでも地元食材と季節の旬の食材を(時間と手間をかけ)皆様に味わっていただき、その努力のかいあって、手作りの食事が口コミで支持され、「やさしい味わい」と評価され、この度日本ミシュランタイヤ株式会社「ミシュランガイド広島2013 特別版」に「久恵風穴の里ごもくめし」が掲載されることになりました。

特にミシュランの「ビブグルマン赤」推薦の食事処に選ばれたことは我々スタッフにとって思いもよらない名誉なことです、あらためてお客様とご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます。

2013年5月14日グランドプリンスホテル広島の出版記念パーティーに招待されましたのでその時の写真を添付致します。

各広島県の市長さんの鏡開きに始まり、450名余りの招待客のもとTV、報道関係者も交え盛大に執り行われました。

おかげ様でごもくめしの「風そよぐコンサート」も14回目を5月26日に開催いたします。

最近は広島はもとより山口、岡山、兵庫、四国の遠方より足を運んでくださるようになりました。

ごもくめしを始めて何千人もの方がコタカ先生の生家を訪れていただけたことが今回の受賞掲載につながったと信じております、私共スタッフが微力ではありますがこつこつ努力し続けた結果が今回の報告につながりました。

今後ともご指導「ご協力よろしくお願いいたします。   (ごもくめし 広報担当)』

 

 

 

 

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田中勢子さん(大妻同窓会宮城代表)の活躍

 大妻同窓会宮城の代表者である田中勢子さん〔文学部国文学科(現日本文学科)卒〕が代表を務める「わしん倶楽部(クラブ)」のイベント、「第2回 楽しく学ぶ 防災・減災教室」が、5月14日(火)~18日(土)の5日間、仙台市・東北電力グリーンプラザ(アクアホール)で開かれます。

 今年はサブタイトル<心・技・(知)・体>と銘打ち、ゲームなどを用いて「心の被災を軽減」「災害に対応する技術・知識を身につける」「健康な身体作り」をとともに楽しく学ぶワークを行います。参加申し込みは5月13日までですが、希望される方はわしん倶楽部までご連絡ください。参加費は無料です。奮ってご参加ください。

 

楽しく学ぶ 防災・減災教室

◇日程:2013年5月14日(火)~同18日(土)午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)
◇場所:東北電力グリーンプラザ(アクアホール)
(仙台市青葉区一番町3-7-1 電力ビル1階)
◇交通:仙台市営地下鉄広瀬通駅西3番出口下車徒歩1分
 http://www.tohoku-epco.co.jp/pr/greenplaza_s/index.html 
◇主催:わしん倶楽部
◇参加費:無料
◇参加方法:参加申込書を参照の上、希望のコース・参加日を明記してメールまたは電話で申し込んでください。各コースとも定員になり次第締め切り。
◇問合せ・申込み先
 わしん倶楽部(代表・田中勢子) 電話:022-256-8829
メールアドレス:sendai.seibou◎docomo.ne.jp (注)◎を@(アットマーク)に代えてください。

 

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新年度になって

新年度になり、早くもゴールデンウィークが間近になってきました。大妻周辺も桜の時期から新緑の美しい季節に移りました。

皆さんの周りにいらっしゃる新入生や新社会人も新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。

会員の皆様には、「ふるさと通信」がお手元に届いていることと思います。

今年度の生涯学習講習会のご案内を掲載しています。

新たに『実用書道』と『フェルト手芸』の講座を設けました。これまでの講座とともに、皆様の生活に潤いを持たせることに役立てていただけるようにと願っています。

また、今年度第1回の文化講演会として、千葉で落語を聞く会を開催します。

古今亭菊之丞師匠は、このたびの芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞された若手のホープとして、注目されている方です。楽しい会になると、大変楽しみです。

参加ご希望の方は記念会までお申し込みください。

さらに、ふるさと通信に「大妻マネージメントアカデミー」のご案内を同封しました。

昨年受講された卒業生のおひとりは、一年間で数々の資格を取得できたと、とても喜んで話していらっしゃいました。引き続き今年度も受講し、学生気分を楽しみたいと、意欲にあふれていらっしゃいます。

学び直しに、新たな知的好奇心の向上に、ご自分の目的に沿ってたくさんの講座の中から選択でき、しかもリーズナブルに受講できますので、是非お申し込みください。

今年度も会員の皆様をはじめたくさんの方々のお力を糧にして、記念会活動を進めてまいります。情報は、記念会ホームページやメルマガで、逐次お伝えしていきますので、どうぞご覧になってください。

 

 

 

 

 

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加賀寮見学会

大妻女子大学加賀寮は、この3月末をもって82年の歴史に幕を閉じることとなり、加賀寮最後となる3月25日~29日に、見学会が設けられました。

寮生活をした人にとって懐かしい思い出がたくさん詰まった場所が、老朽化のため取り壊されることは寂しいことで、遠方からも連日たくさんの方がお見えになりました。中には偶然一緒に寮生活を送ったお友達に再会したという場面もあったり、皆さんの寮への思いをうかがい知ることができました。

加賀寮は1941年に柳田國男の宅地を建物とともに購入し、さらに地階付き木造2階建ての寄宿舎を竣工したことから始まります。

当時は戦時色が強くなっていたにもかかわらず、日本全国から、また樺太、満州、朝鮮、ハワイ、北米その他からも「大妻で勉強を」という学生が来ていたため、寮の設備は急務であったと思われます。

寮監の堀さんのお話によれば、今から数年前に90歳近い方が訪ねていらしたそうです。その方は台湾の学校を出てから大妻に入学、加賀寮に入られたとのこと、加賀寮が今もあることを大層喜ばれ、懐かしがられておられたそうです。

寮は時代の流れに合わせ、増改築を幾度となく重ね、昭和30年代には部屋数は88、最大収容人数438名となり、ミシン室やアイロン室などの設備も整いました。

姉妹会、寮生祭、送別会などの数々の催しで、寮生が集い楽しめるように企画され、大妻コタカ先生もおいでになり、寮生と過ごす時間を喜ばれ、寮生をわが子のように大切に思っていらっしゃいました。         (以上大妻学院八十年史による)

左 : 加賀寮玄関

下左 : 見学場所を示していただきました

下右 : 桜の花びらに寮へのメッセージが綴  られています

 

 

 

 

 

下左 : 寮の歴史を記念会でまとめ、皆さんにご覧いただきました。また、掲示した内容を冊子にし、おいでいただいた方にお持ちいただきました。

下右 : 見学の方々 

 

加賀寮はその使命を終えましたが、代わって久我山寮が昨年から新たな歴史を刻み始めました。100名だった寮生も今年から200人に増え、寮生の繋がりもなお一層増していくことでしょう。

寮生の皆さんが、これまでの寮生と同様に、たくさんの思い出を作り、寮での経験を大切にしてほしいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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満開の桜

例年になく早く開花した桜。大妻千代田キャンパス周辺の桜は今が(3月22日現在)満開ですので、ご紹介します。

 

 

 

 

 

上左 東郷公園

上右 大学校舎前

左  中高校門横のしだれ桜

 

下左右  千鳥が淵

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

上左 靖国神社

上右 大妻通り

左  市ヶ谷駅前(交番横)

 

(すべて3月22日撮影)

他にも、市ヶ谷から飯田橋へのJRに沿った土手の桜も見事です。

この春の桜をどうぞお楽しみください。

 

 

 

 

 

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卒業式

平成24年度の高校、大学の卒業式が、3月17日(日)大妻多摩高等学校、19日(火)大妻高等学校、20日(水)大妻女子大学・大妻女子大学短期大学部(於東京フォーラム)でそれぞれ執り行われました。

 

 

 

 

 

 

今年は桜の開花宣言が出た後の卒業式で、いずれも春らしい晴天に恵まれ、卒業生にとって記念の日になりました。

大妻コタカ記念会からは会長が出席し、大妻コタカ賞を授与しました。

 

4月から新たな一歩を踏み出す卒業生の皆さんの前途が、輝かしいものであれと願い、会場を後にしました。

そして卒業生の皆さんが、大妻コタカ先生のおっしゃった『社会に貢献する女性』として大きく羽ばたいていかれることを願っています。

 

 

 

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同窓会千葉の役員会

2月28日(木)13:00~15:00市川市男女共同参画センター5階会議室で、大妻同窓会千葉の役員会が行われました。

この日集まった役員は7名で、平成25年度の事業に向けての打ち合わせが、会議室借用の時間ぎりぎりまで執り行われました。

 

 

平成25年5月18日(土)市川市文化会館において、一般財団法人大妻コタカ記念会主催の文化講演会を、大妻同窓会千葉の協力のもと開催することになりました。同窓生だけでなく広く一般の方にも参加いただける講演会です。

 また、これまで毎年秋に開催していた総会を、今年は文化講演会の午後に大妻同窓会千葉設立40周年を祝し開催することが予定されています。

 初めての試みやこれまでと違った事柄を柔軟に受けとめ、会を成功させるために役員一人一人が知恵を出し合い、意見を出し合い、詳細にわたり手際よく、そして和やかに千葉役員会は進められていました。

 大妻同窓会千葉では、毎月1~2回このように公共の施設を利用し役員会を開催しているそうです。千葉の同窓会が40年の長きに渡り続いているのは、大妻力をたゆまず発揮されている役員の皆様のお力による所に他なりません。

 平成25年度の大妻同窓会千葉の事業をどうぞ楽しみに。

 

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文化講演会 『百人一首の編纂~その選歌について~』

2月16日(土)の午後、大妻コタカ記念会第4回文化講演会を開催しました。

今回の講演会は『百人一首の編纂~その選歌について~』をテーマとして、大妻女子大学文学部教授である柏木由夫先生にご講演いただきました。

会場である大妻コタカ記念会館には、会員だけでなく、この講演をお知りになった一般の方や大学の卒業生、中でも柏木先生のゼミの卒業生も多くおいでになり、皆さんの『百人一首』に対する関心の深さを感じました。

 

 

 

 

 

柏木先生は、ご用意くださった資料に沿って、わかりやすく、とても興味深いお話をたくさんしてくださり、ぐいぐいとお話に惹きつけられる思いがしました。

前半は”成立と定家”について、後半は“選歌・構成”についての内容でお話しいただきました。

まず、現存する最古の本として文安2年(1445)堯孝が書写した『百人一首』の複製本を見せていただきました。

百人一首については、『明月記』文暦2年(1235)5月27日の記事に「…古来人歌各一首、自天智天皇以来及家隆・雅経」と記されており、最後の後鳥羽院、順徳院の名前が入っていないことについて、後鳥羽院と選者定家との関係を、鎌倉時代の時代背景をもとにして説明されました。そして、どこかの段階で、定家は後鳥羽院と順徳院の歌を加えたとし、定家の真筆とされる『小倉色紙』では後鳥羽院の「人もをし…」も順徳院の「ももしきや…」も含まれていることを教えていただきました。

百首の歌の分類は、四季を詠んだものが32首、恋を詠んだものが43首と大半を占め、配列はほぼ作者の時代順になっていること。冒頭の天皇父子と末尾の院父子の歌の内容が明暗を示していること。

また、「百人一首」の和歌は、その一首が作者の一生を象徴する絶唱が多く、一首の恋歌に作者の生涯が籠められているようにも見えるとし、貴公子の恋歌(藤原義孝、右京大夫道雅)、女の訴える恋歌(式子内親王、儀同三司母、右近)、敗北した帝王の恋歌(陽成院、崇徳院)を取り上げ、作者の強い恋心を興味深く解説していただきました。

この講演会のために大妻女子大学図書館より、大妻女子大学総合情報センター所蔵の、百人一首に関する貴重本2冊、1冊は連歌師の宗祇による注釈本、もう1冊は与謝野晶子の蔵書であった本、および「百人一首かるた」をお借りし、皆さんにご覧いただきました。また、柏木先生がお持ちのこれも貴重な『冷泉家文庫』の書籍も皆様に見せてくださいました。

「百人一首かるた」 

箱は黒漆塗りの桐箱

畳紙はくすんだ茜乃至橙色の地に菊牡丹唐草文様

江戸時代中後期の作とされ、料紙には金泥が施され、鮮やかな色が残る素晴らしいかるたです

 

 

 

 

熱のこもった講演は予定の時間を少々オーバーしましたが、皆さんは大変熱心に聞き入っていらっしゃり、終了後に「貴重なものを見ることもでき、とても中身の濃い良い講演会でした」と、皆さんにおっしゃっていただくことができ、ありがたいことでした。

ご講演をいただきました柏木先生、そしておいでいただきました皆様に心より御礼申し上げます。

 

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