大妻同窓会千葉の総会

5月21日(日)、大妻同窓会千葉の総会が市川市文化会館で開催されました。

コロナ禍の3年間の空白がありましたが、総会が再開されたことは何よりの喜びです。

まして今年は千葉の同窓会設立50周年となる節目の年にあたります。

毎年発行している会報の「千葉だより」も今年はカラーで50年を振り返るにふさわしい内容になっています・

第一部の総会は滞りなく進み、第二部のスライド上映へ

この映像は大妻学院110周年に作成された「あなたの知らない大妻の歴史」で、総会で皆さんに見ていただくように計画されていましたが、残念ながらコロナのために急遽の総会中止でかなわず、やっとこの日に実現したものです。

皆さんそれぞれが自分の在学時を懐かしんでおられ、長い大妻の歴史を知っていただく機会となりました。

その後はおいしいお食事をいただき、皆さんの近況を伺い和やかな時間が進みました。

以前と比べると人数は少なくなりましたが、お互い皆さんのお話に耳を傾けることができて、とても楽しい時間を持つことができました。

第三部は手芸の時間。千葉の恒例で今年は瓶のふたを開けたりするのに便利なマジック・マットの周囲を編んでかがることをしました。おしゃべりをしながらの作業も楽しいものでした。毎回、すべて下準備をしてくださっている役員の方々のおかげで、スムーズに運び有難いことです。

千葉の皆様とまた来年もお会いできますように。お世話になりました。

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大妻同窓会長野の総会

4年ぶりの5月15日、大妻同窓会長野の総会が茅野のベルビア内にあるマリオローヤル会館で開催されました。

会場は駅直結でとても足の便の良いところです。

広い長野の各方面から11名の方がお集まりになりました。

この会に初参加の方が2名いらっしゃって、役員としてテキパキと仕事をされている様子に大変頼もしさを感じました。

れまでの総会を考えると少ない人数になったものの、声が届く範囲でお話が出来て、とても和やかで楽しかったという声が皆さんから出されました。

しかしながらこのまま先細りにしないために皆さんからの前向きな考えを聞いたり、また設立当時の様子を伺ったり、皆さんの近況を話していただいたりして、皆さんの強いつながりを感じるひと時になりました。

総会終了後に、この3月に長野県宝の指定を受けた下諏訪宿の本陣岩波家の見学をいたしました。

この岩波家を長年維持管理してこられた岩波さち子様は大妻の卒業で今年1月に95歳でお亡くなりになりました。

この本陣岩波家は、参勤交代の諸大名や皇女和宮がお輿入れの際に宿泊され、明治天皇が休憩された由緒あるお家です。

また、お庭は中山道随一の名庭園と言われる立派なもので、木々の緑の美しさに加え、流れる水音が相まって素晴らしい景色を見せてくれました。

この日は28代当主である岩波太左衛門尚宏様がお出迎えくださり、説明もしてくださいました。

当時の本陣そのままの姿を残し維持されてこられたさち子様の気概を随所に感じることができた貴重な見学となりました。

長野の皆様ありがとうございました。

 

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大妻同窓会富山の総会

4月23日(日)同窓会富山の総会がホテルニューオータニ高岡で開催され、井上会長と内藤が出席いたしました。発会が2020年で当時コロナ禍にあったことから同窓会富山の会員の皆様とお目にかかるのはこの日が初めてです。

代表の今川様と塩谷様が北陸新幹線の新高岡駅にてお出迎えくださり、ホテルまでの道中、自らが運転なさりながらご挨拶いただきました。

総会は11時半から議長の進行のもと滞りなく進められ、12時から美味しいお料理をいただきながら懇親会が始まりました。

14階の窓からは素晴らしい景色が広がり、テーブルには大妻カラーの古代紫のお花が飾られていました。これは、ホテルニューオータニから、出席者全員にプレゼントされたものです。

同窓会富山の会員数は、発足当初、代表のお知り合い8人でスタートして、会員の紹介で次第に増えて現在16人となり、これからも更に若い世代にも呼びかけていきたいと意気込みを感じました。お一人ずつ自己紹介する中で、会員同士の繋がりやご縁の深さ、また、地域で活躍されているのがよくわかりました。そして、世代を超えて「大妻」で過ごした日々の思い出を語り合ううちに瞬く間に時間が過ぎていきました。

思うように活動ができない期間が続きましたが、今年こそ、東京に赴いてご自分たちの学び舎の変遷を見てみたいとお話しでしたので、再会を誓いました。

帰りも会員の方々に駅までお見送りいただいて富山を後にしました。

大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

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新年のご挨拶

2023年の始まりを謹んでお慶び申し上げます。

この冬は厳しい寒さになると早くから言われていましたが、日本海側の大雪にご苦労された方も多かったことでしょう。

自然現象とは言え、ここ数年は極端な気象によって大きな災害をもたらすことが多くなっています。今年は穏やかな一年であってほしいと切に望んでいます。

相変わらずコロナ感染には十分な注意が必要ですが、世の中はウィズコロナの時代に入り、私たちの意識も大きく変わってきました。大妻コタカ記念会の活動も気を付けつつ前に向けて進めていきたいと思います。

地方同窓会も今年こそは、と動き始めているところがあるようです。皆さんでまた色々なお話ができる日が早く来ると良いですね。

物価高はとどまることなく、今後の軍事費拡大による増税の話も気がかりなことですが、今年の干支である「癸卯(みずのと・う)」が示す通り『これまでの努力が実を結び勢いよく成長し飛躍する年』になることを祈っています。

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大妻コタカ先生53年祭

12月3日(土)、大妻コタカ先生53年祭が執り行われました。

1970年1月3日に85歳で亡くなった大妻コタカ先生ですが、毎年1か月前にお祀りすることを重ねて53年祭になりました。

靖国神社の神官による神事は滞りなく進み、列席者が玉串を奉奠して終了しました。

最後に伊藤理事長がご挨拶され、廉恥報恩や女性の自立を提唱し続けた大妻コタカの精神に思いを馳せると述べた一方で、少子化による学校運営の厳しい現状についてお話をされました。

その後は大妻コタカ・良馬先生の眠る多磨霊園へ墓参に。

美しく色づいた木々を愛でつつ、コタカ先生のお姿、お声を思い浮かべお参りいたしました。

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だいじょうさんまつり

11月27日(日)、好天に恵まれ暖かな日和のもと、広島県世羅町の大妻コタカ先生の生家 近くの大成龍神社で、例年行われている「だいじょうさんまつり」が行われました。

しばらく前に新聞でこの神社の紹介がされたこともあって、この日には昨年にも増してたくさんの方がお参りに来られました。

地域の氏神様として大事に祀られているこの神社は、近年は「出世の神様」として広く知られ、全国各地から参拝者が訪れる神社となり、境内にはたくさんの絵馬がかけられています。

この絵馬の用意やかける場所の設置などはすべて地域の方によってなされていますが、参拝者の急増で、追いつかない状況にあるそうです。

地域の方の勧めにより今年は神事に先立ち、この神社と大妻コタカの深い縁について、来られた皆様に説明をいたしました。

そのご縁というのは、

「ある時、田んぼの中に大きな石があり邪魔になるので数人がかりで邪魔にならないところに移したところ、翌朝になると元の田んぼに戻っている、また運んでも戻るということが三日も続き、当時の久恵の地域(コタカ先生の生まれ故郷)の人たちが、「この石はただの石ではない。霊験あらたかな石だからお祀りしよう」と、コタカ先生の家の裏山にお宮を建て、氏神様としていたそうです。

明治の末期にお宮の合併があり、このお宮は八幡神社に合祀されることになりました。

ところが昭和の初めに大妻良馬先生が先祖の調べものをしていた際に、霊能者の口をもって「自分は氏神の大成で、八幡様に同居させられているが、自分のお宮を作ってほしい。小さな祠でもよいから。」とのお告げがあり、驚いた大妻先生夫妻は早速元のお宮があった土地を買い戻し、祠を建て、ご神体の石も移して、お告げのあった通りにしたということなのです。」その後、三川ダム建設のために現在の地に移され、立派な社殿も建てられて地域の人の氏神様とし心のよりどころになっている。」というものです。

この日の神事は例年の通り粛々と行われ、引き続き、たくさんの奉納された絵馬のおたき上げの神事も続いて行われました。

今から60年以上前に、三川ダム建設のために、湖を見渡せるこの地に移された神社ですが、今では神社回りも整備され、お掃除をしてくださる方も後を絶たないそうです。

地域の氏神様として大切に祀られ、またパワースポットとしてこれからも多くの方がお参りされることでしょう。

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世羅町黒川での講演会

11月26日(土)広島県世羅郡世羅町黒川の自治センターにおいて、大妻コタカ記念会主催の講演会を開催いたしました。

テーマは「大妻コタカの教え」、講師は会長の井上がつとめました。

黒川は大妻コタカ先生のお父さんの出身地というご縁で、この講演会開催の運びとなりました。

コタカ先生のお父さんは、この黒川の「森川」津島家の次男で、熊田家の養子となり、6人の子を授かり、その末っ子が熊田コタカ、後の大妻コタカです。

資料によれば、津島一族は村の有力者として地域への貢献がとても大きく、公共事業にも尽力したとあり、コタカ先生が学校を設立した後には多くの親族がコタカ先生を支え、学校発展の大きな力になりました。

講演に先立ち、このような黒川と大妻との関係について、自治センター長の藤戸さんが説明してくださいました。

講演会には多くの方においでいただき、大妻コタカ目指した教育について熱心に耳を傾けてくださいました。

黒川と大妻とのつながりをご存じない方も多くおられ、この講演会を通して「大妻」に、そして「大妻コタカ」に関心を持っていただけたことは大変有難いことでしたあ。この講演会が貴重な機会になったと思っています。

自治センター長の藤戸さんが地域の皆さんに声をかけていただいたおかげで、有意義な講演会となりましたことに心より感謝申し上げます。

 


 

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第2回文化講演会「食事と栄養の知識・行動・改善は今日から」

11月12日(土)大妻コタカ記念会第2回文化講演会を開催いたしました。

「食事と栄養の知識・行動・改善は今日から」をテーマに、大妻女子大学教授で管理栄養士スキルアップセンター所長の川口美喜子先生に、食べる喜びと楽しみを持ち続ける食事術について様々な角度からお話いただきました。

 

先生は「がん患者を孤立させない」と、がんで苦しむ患者や残された遺族に対しても支援し寄り添うことが出来るようにしたい、という思いを強く持っておられ、日々の活動を続けていらっしゃいます。

2025年問題(団塊の世代が75歳以上になり超高齢化社会になる)、2040年問題(団塊ジュニア世代が65歳以上になり高齢者人口が最大になる)が言われている社会にあって、健康寿命と平均寿命の差を縮め、最期までどう生きるか、望む暮らしはどういったものか、にふれられ、食事制限よりも食事療法が大切~必要なものを食べよう~とお話いただきました。。

そのためには少しの知識と努力が求められ、自分の食事の食べ方・質の見直しをしてみましょうと、次の11項目を挙げられました。

食事が美味しい/食事が楽しみ/食事を美味しく、楽しみにするための工夫をしている/朝起きたらお腹が空いている/1日3食を食べる習慣がある/主食(ごはん、麺、パンなど)を毎食食べる/肉・魚・卵、または豆腐などの大豆製品を1日2回以上食べる/野菜と果物を食べるようにしている/便秘(または下痢)が続くなど排泄の問題がない/何らかの食事療法が必要な人は、その療法を守ることができる/高齢期に入ってから極端に食事時間、食べる量・内容、体形は変わっていない

そして、バランスの取れた食事をするために先生が考案されたお皿をご紹介いただきました。

「口」は健康の入り口であり、「食べる口」と「しゃべる口」の健康が不可欠、口腔ケアに気を付け、「嚙む」「飲み込む」「話す」でオーラルフレイルの予防をしましょう、と話され、「ごちそうさま」と食べる喜び、笑顔を持ち続ける食事をこれからも提案していきたいと結ばれました。

食べられなくなる⇔歩けなくなる⇔認知できなくなる、という負のスパイラルに陥らないように、テーマである「食事と栄養の知識・行動・改善は今日から」の大切さが心に響きました。

その他にもたくさんのことを教えていただきました。

有難うございました。

【教えていただいた失敗しない温泉卵の作り方】

・卵2~3個を室温に戻しておく

・お湯500㎖を鍋に沸かす

・沸騰したら火を止めて、鍋に水150mlを入れる

・室温に戻した卵を入れ、鍋にふたをして15分で完成

是非お試しを!

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生家における講演会

10月30日(日)大妻コタカ先生の生家(広島県世羅郡世羅町)において、大妻コタカ記念会主催の文化講演会を開催いたしました。

 

 

 

 

「大妻コタカの教え」をテーマに会長の井上が講師をつとめました。

世羅町の名誉町民である大妻コタカ先生が亡くなって早や52年が経ち、地元である世羅町においてもその業績を知らない人も多くなってきました。

大妻の卒業生や、かつて世羅町にあった大妻女子専門学校の卒業生だけでなく、多くの方に、大妻コタカ先生の目指した教育についてお話することで、女子教育に邁進した大妻コタカ先生への理解を深めていただきたいと考え、この講演会を開きました。

当日は生家で営んでいるお食事処「ごもくめし」の伏原ご夫妻を始めスタッフの皆様にご協力いただきました。

好天に恵まれ、庭で椅子にかけて聞いてくださる方もあり、たくさんの方に耳を傾けていただきましたことに感謝申し上げます。

大妻コタカ先生についての理解を深めていただけましたら何より有難いことです。

記念会が、生家の所有者であった熊田喜賢さんから生家を譲り受け、維持管理を担うようになって5年、そこには伏原ご夫妻の多大なる協力がありました。また「ごもくめし」運営も20年近くなることから、講演会の終了後、長年の感謝を込めて、伏原ご夫妻に記念会から感謝状をお贈りしました。

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文化祭に参加しました

10月22日(土)、23日(日)大妻女子大学の文化祭「大妻祭」が開催され、大妻コタカ記念会も参加し、記念会の活動の様子を皆さんにご覧いただきました。

3年ぶりに対面で開催された「大妻祭」ですが、大妻祭の開催期間中は、記念会をはじめ20以上の団体がオンデマンドでの配信も行いました。

千代田キャンパスのA棟464教室では、年間を通して行っている生涯学習講習会「書道」「現代水墨画」「フラワーアレンジメント」「手芸」の受講生の皆さんの作品を展示、コタカ先生の生涯等々を紹介。オンデマンド配信では、「楽しい英語」「着付け」も含めた生涯学習講習会の様子を知っていただく良い機会となりました。

 

 

 

 

また、今年で2回目となる大妻の旧建造物跡地4か所をめぐるウォークラリー「千代田の一二三四歩き」を催しました。四つのチェックポイント ≪大妻神社分社跡地(アトリウム)、旧大妻講堂跡地(大妻通り沿い)、大妻コタカ住居跡地(つまっこひろば)、大妻コタカ住居の一室(大妻女子大学博物館)≫ には解説パネルを設置し、シールを集めてゴールした方には記念品を差し上げました。参加された方々には大変好評で、大妻の歴史の一端を知っていただくことができました。

「大妻祭」開催の準備をしてくださった実行委員の学生をはじめ、関係各位のご尽力には頭の下がる思いです。来場予約や、入校の際の体温測定など様々な新型コロナ感染対策や工夫をしていただきました。また、開催前日の準備日を含めて、校内で出会う学生の礼儀正しさとちょっとした気遣いをほほえましく思いました。

ご来場の皆様、オンデマンド配信をご視聴くださった皆様、ありがとうございました。

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